なかなか妊娠できる体にはならない要。
それでも、花太郎との子どもを諦めたくなくて…
親友と子作りすることになりました。ネタバレ
久留守花太郎(くるすはなたろう)は久留守グループの代表取締役社長で、グループを立て直した実績のある男で。
そんな花太郎は母親や祖母に結婚して、早く後継者を産むことを望まれており、毎度お見合いの話をされる花太郎。
そんな頭を抱えている花太郎を見て、声をかけて来たのが親友であり、秘書の要(かなめ)だった。
最近の少子高齢化から、国は男でも子供が産めるようになって。
2ヶ月の投薬で妊娠できる体を作ってから、子作りを始めるという要。
跡取りが欲しいのであれば、花太郎が気に入りさえすれば相手は誰だって良く、母親たちも文句はなかった。
一方で花太郎も、母親たちがお見合い話を持って押しかけてくることに疲れを覚えていて。確かに要が相手で不満はないのだが。
ただ、要にとっては一方的に体に負担がかかるわけで。彼にばかり迷惑をかけることを、花太郎は気にしていた。
しかし、話は進み、処方された薬を飲むことになった要。
だが、飲んだその日に、副作用で後ろが濡れて、中を掻き回して欲しい感覚が訪れて…。
親友と子作りすることになりました。感想
最初から最後まで、凄く可愛くてあったかい展開で。
なにより、花太郎が要のことを大切にしているのが伝わって来て。
お前だけの体じゃないなんて台詞が特に、読んでいて最高でした!
最初、要が自分から子供を作ると立候補した時は、実は花太郎のことを昔から好きで…なんて展開かななんて思ったのですが、そうではなく。
そもそも要は恋愛がどういうものなのかわからないでいて。
だからある意味、あの時立候補したのは本当に要がお見合いで悩んでいるのに手を差し伸べただけで、実は恋愛感情はないってことが後々わかって。
それもそれで凄いなぁと読んでいてドキドキしてしまいました。
なので妊活を始めてから、恋を自覚して〜なんて展開は本当に素敵でした!
是非、そんな要の初々しい様子は、読んで楽しんでください!
一方で、花太郎はとにかくめちゃくちゃ良い旦那さんで。
妊娠前から体を労ったり、副作用に寄り添ったり、えっちも要が望むままにしてあげたりと。
とにかく、要が大切にされていることがわかって、凄く羨ましい展開です。
えっちシーンも妊娠希望の2人とあり、生でがっつりやっている描写があって、是非是非、そんなところも読んで楽しんでください!
そうして要のおっぱいがホルモンで変化して、そんなおっぱいを触ったり、母乳が出たり。
そんなえっちシーンも最高でした!!
最後は幸せそうに暮らす2人と赤ちゃんの姫子。花太郎の親ばかっぷりも見どころです!
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