キノとヤノ完結8巻まで読んだ感想です。

キノとヤノあらすじ

木下(きのした)は高校生。

そんなある日、クラスで隣になりたい人を書いて提出する席替えがあり、周りが面白いから、ノート借りたいからなんで理由で隣になりたい人を書いているのを知り、真面目に好きな人の名前を書いた木下は恥ずかしがります。

そんなこともあって、隣になった女子生徒の大宮(おおみや)との仲を、周りにからかわれてしまう木下。

ですが、木下が書いたのは反対の席にいる友人の矢野(やの)の名前でした。

矢野とは友人として仲が良くて、けれどそれ以上の感情を持っていた木下。
彼の首筋の黒子を見るだけで、もっと体を暴きたいなんて思ってしまっていたのです。

ですが、あんなふうにクラスメイトたちに囃し立てられて、矢野もまた、木下が大宮のことを好きなんだろうと考えていたようで。

大宮さんのこと、好きなんだろ?

そう告げられて、苛立ってしまった木下は、堪えきれずそこで、自分が好きなのは矢野だとつい漏らしてしまいます。

けれど、それはこんなふうにあっさり伝えるつもりはなくて、自分の口から漏れた言葉に驚く木下。
そうしてその場は、咄嗟に矢野を殴って逃げてしまいました。

そんなこともあって友人だった矢野との関係を壊してしまうかもしれないと不安になる木下ですが、矢野は、翌日もクラスでは普通に接してくれて。
安心した木下が昨日のことを謝ると、矢野は、彼も実は好きな人の名前を書いて席替えの紙を提出したのだと恥ずかしそうに告げてきて…?

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キノとヤノネタバレ

両思いだと気付いた2人。
それからの日々は変わらず過ごすものの、矢野はそんな関係を不満に思っていました。

木下とはもっと恋人らしいことがしたいと考えた矢野。
バレンタインをきっかけにチョコレートを渡した矢野はそんな気持ちを木下に告げるのです。

一方の木下ですが、ただ両想いって関係に浮かれていて。
ちょっとおバカな木下にとっては、それ以上に何かするなんて考え付かなかったのです。

けれど、矢野からそんな言葉を聞いて、恋人らしいことをしようと考える木下。
手を繋ぎたいと告げる矢野に手を差し伸べるだけじゃなく、そのまま校舎裏に連れ込んでキスをして…?

その後、学年が上がって。
矢野とはもっとえっちなことがしたいと思う木下ですが、なかなかタイミングが掴めずにいました。

そんな中、授業中に鼻血を出して倒れた木下は保健室に運ばれて。
養護教諭が離れた頃に、心配してやってきた矢野。

えっちなことがしたいとお互いに考えていた2人はそのまま保健室のベッドの上でキスをして。
それだけじゃ収まらず、制服を緩めて、下着の中まで手を入れて、触り合うことにして…?

そんなことがあって以来、そんなふうに触ったり、触られたりすることが増えた2人。
そうして、高校2年も後半を迎えた頃、将来について考えることとなった木下と矢野。

そんな中ですが、矢野は木下が他の女子生徒に告白されているのを見てしまい、嬉しそうに笑う木下に嫉妬して、もやもやと抱えてしまって…?

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キノとヤノ見どころ

お話は男子高校生の木下と矢野の可愛やりとりが楽しめます。

なにより、お話は序盤から席替えをするために好きな人の名前を書いて提出するってやりとりがあって。
クラスの可愛い女子である大宮(おおみや)と隣になって、周りから冷やかされる木下。

ですが実際は、反対隣である矢野の名前を書いていたんですよね!!

散々周りから、大宮と2人っきりになる時間を作られ、気を使われる木下。
そんな彼が堪えきれずに、矢野に対して「書いたのはお前だよ」なんて言って逃げちゃうシーンはもう最高です!!

そうしてお互いに両思いだと気づいた2人。
序盤から甘酸っぱい展開で、後々のお話が楽しみになる内容でした!!

そんな木下はどちらかと言えば明るくて、無邪気なイケメンで。
ですが、ちょっとおバカなんですよね!
空回ったり、そんなつもりじゃないのに褒められたりと、見ていて可愛いなぁと思えるキャラでした。
個人的にはちょっとおバカな子犬に見えます!

それから、一方の矢野は、大人っぽそうにみえて、木下に対してはガチガチに嫉妬しちゃうタイプで。
そんな矢野が木下と付き合ってからは、彼とエッチなことをするのことを期待して悶々としちゃう展開は、もう最高でした!

それも初えっちは保健室なんですね!
もうハラハラする展開で、可愛いなぁと思いながらも、見つからないかドキドキしながら見ていました!

やっぱり学生ものは、隠れてえっちしたり、学校でえっちしたりなんてやりとりがあるのが良いですよね!
その後のえっちも、男子高校生の初々しい感じがあって可愛なぁと思えるシーンが多く、凄く楽しめました!!

キノとヤノ感想

おバカで子供っぽそうに見えて、矢野が「手を繋ぎたい」なんて言ったら、手を繋いだまま校舎裏に連れてってそのままキスをしてくる木下!!
もう、そんな突然のキスシーンはヤバすぎますね!!

それもこのシーン、ディープキスなんです!!
舌を絡めながら、余裕がなさそうの矢野と、目を開けてそんな矢野の可愛姿を楽しむ木下は、もう本当にヤバいです!!

こんな色気どこに隠してたんだって思うほど、一気に魅力あるキャラになった木下。
子供っぽそうに見えて、そんなふうに実はグイグイくる感じは目が離せなくなりますね!!

そうして、1話で木下にグイグイくるキャラだったので、邪魔しにくるキャラなのかなぁと思っていたクラスの可愛い女の子である大宮ですが、実は、木下と矢野のキスシーンを見て応援しちゃったり、興奮が抑えきれずにどこまで関係が進んでいるのか聞きにきたり。
そんな展開もあって、凄く可愛なぁと思えるキャラでした!

表紙で、なんか綺麗系で切ない系のお話かなぁと読まず嫌いをしていたのですが、いざ手に取ってみると面白いお話で、是非おすすめしたいなぁと思います!
特にラストの卒業シーンでは、ちょっと大人っぽく成長しているところなんかももうドキドキでした!

こちらの作品は、男子高校生たちのちょっとバカで、えっちなやりとりが読めるお話なので、気になる方は是非、手に取ってみてくださいね!!

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