黒猫は狼王子の夢を見るかを全巻読んでみました!

あらすじからどうぞ。

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黒猫は狼王子の夢を見るかあらすじ

お話はネコ科とイヌ科という、2つの種に分かれた世界でのお話です。

夏山葵(なつやまあおい)はネコ科の人間で、そんな彼はイヌ科であり、AV男優である白峰雪央(しらみねゆきお)に夢中でした。
彼のAVを見るたびに、王子様のような彼にドキドキしてしまう葵。

いつかは幸せな恋愛をして、王子様のような相手と結ばれたいと考えていた葵は、そんな雪央に夢中になるのです。

それから、友達のアドバイスもあり、雪央とお近づきするためにも、AVのアシスタントとして働らこうと考えた葵ですが、アシスタントの採用面接でせっかくの可愛いネコなんだから、男優として働いたらと声をかけられます。
けれど、そこで「処女は本命に取っておきたいので」と答えた葵。
そんなこともあって、ユウコという社員に気に入られたことから、葵は採用され、実際に現場でADとして働くこととなりました。

ですが、そんなある日のことです。
受け役のネコ科の男がドタキャンすることになり、ちょうど良いからと押さえつけられる葵。
そこで無理やりまたたびを嗅がされ、受け役として撮影に参加させられそうになります。

必死に抵抗する葵ですが、男たちの力には勝てなくて。
けれど、そんな時、声をかけてくれたのが憧れの雪央でした。

役者が帰って困っているところに助っ人に来た雪央ですが、そこで襲われそうになっている葵を見て、助け舟を出してくれます。
しかし、雪央の台詞に流されるままうちに本当に受け役として参加することになってしまった葵。

ずっと憧れていた雪央と、AVの撮影をすることになって…?

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黒猫は狼王子の夢を見るかネタバレ

そうして、撮影で憧れだった雪央に抱かれることとなった葵。
そこではキスするだけでもぐずぐずになって、雪央には優しく抱かれることとなりました。

ですが、行為が終わるとさっさと出ていってしまう雪央。
そんな彼を追いかけてらADなのに助けてくれてありがとうと告げる葵ですが、雪央からは「優しくて損した」なんて台詞を聞くことになります。
今後も仕事として関わりがあるかもしれないからと優しくしたのに、ADなら無駄だったとまで言われてしまうのです。

そこで、ずっと憧れていた王子様像が崩れてショックを受ける葵。
帰ってからも、雪央のAVを捨てようと思っても、どうしても彼に抱かれてしまったことを思い出してしまうのです。

そうして、ある日、自宅近くでイヌ科たちに襲われそうになっていたところをたまたま通りかかった雪央に助けられた葵。
そんなことから、やっぱり彼のことを諦めきれず、友達からでも良いから関係を持ちたいと、葵は彼に「友達になってください」と声をかけました。

一方で、雪央の方は自分が狼であることを気にしていて。
イヌ科の中でも、狼は地位も立場も上で。
そんなことから、子供の頃から狼ってだけで何でもうまく言っていた雪央。

ですが、本当は、自分自身を見て認められたいと考えていました。
親の力ではなく、自分の力で生きていきたいと、普通の仕事ではなくAV業界に入った雪央。
ここなら、1人で生きていける気がしたのです。

そんな色々抱え込んでいる雪央ですが、突然現れた葵は、ずかずかと距離を縮めていって。
そうして、いつしか葵に気を許した雪央。
葵とは自然に会話する仲となります。

しかし、2人が仲良くなった頃、関係を壊すように現れたのが片瀬晴成(かたせはるなり)で。
雪央と同じ狼のせいかすぐに心を開いた葵。

けれど、そんな葵と晴成が仲良くしている様子を見て、雪央の方は苛立ちを強めます。
葵が、自分以外の狼と楽しそうに過ごしていたからです。
結局、葵だって狼だから自分に近づいたのだろうと考えた雪央。

そんなこともあって、その日葵に対して、近寄るなと突き放した雪央でしたが、その後、晴成に話しかけられ、彼がわざと葵のことを唆していることに気づきます。
晴成は実は狼によく似たコヨーテという犬種であり、狼のふりをしてチヤホヤされていました。
そんな中、本物であり恵まれているはずの雪央のことが気に入らなくて、わざと雪央が大切にしている葵を傷つけようと考えていた晴成。

そんなことを聞かされた雪央は、黙っていられなくて…?

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黒猫は狼王子の夢を見るか見どころ

お話は、イヌ科の人間と、ネコ科の人間が存在する世界で。
ケモミミや尻尾がついているキャラたちは、可愛すぎます!

主人公の葵はネコ科の中でも、数が多い一般的なイエネコ。
設定的には、ネコ=えっちが好きな子が多いって世界みたいですね!
そんなこともあって、初めて雪央に出会っても、気持ちよさそうにぐずぐずにされちゃう葵は最高でした!

一方で、そんな葵の理想の王子様である雪央は、イヌ科の中でも数少ないオオカミで。
オオカミは家柄や立場が他のイヌよりも上のことが多く、そんなことからオオカミってだけで近寄ってくる周りの男たちに対して、良い感情がなかった雪央。

結構、裏表も激しいキャラなので、えっちの時やAV撮影の時は王子様キャラの雪央。
それが、葵の前だと口が悪くなったり、冷たい表情をしていたり。
そんなギャップにも凄くドキドキしちゃう展開でした!!

黒猫は狼王子の夢を見るか感想

AV撮影系のお話は、やっぱりドキドキする展開が多くて良いですね!
特に、ADのはずの葵が、受け役の子が来ないからと、作品に出されそうになって。

それも作品に出すために、わざとまたたびを嗅がせて、思考回路を奪っちゃうなんて展開が、凄く闇が深いなぁと感じました!
人間のお話で言えば、薬を使うのと同じですよね!

もう、そんな展開には凄くハラハラしてしまいました!

ですが、結局、流されるようにして葵はAVに出演してしまって、めちゃくちゃ雪央に気持ちよくされちゃう葵。
雪央のテクニックがすごかったりするんですかね?
もう目が離せませんでした!

ただ、2人のえっちは気持ちが通じ合ってからの方が甘々で、えろくて!
AVで抱かれた時と比べて、「あの時とは違う」

こんな奥までこなかったのになんて台詞を言っちゃう葵が可愛すぎます!

そうして、一方の雪央のほうも、すっかり発情したオオカミで。
葵がへとへとになっても抱いちゃう感じが最高でした!

それからなにより、2人が結ばれるまでに当て馬として登場した、晴成が色々かき回してくれたのが1番の見どころで!
オオカミによく似たイヌ科のコヨーテとして生活するのに、本物のオオカミである雪央のことが邪魔だった晴成。

そんな彼が、雪央にとっては多分、葵が大事な存在だろうと見抜いて、葵との距離を縮めて、雪央を奪ってやろうとする展開がもうヤバすぎました!
いつもは余裕そうで、王子様みたいな雪央が、嫉妬で悶々としちゃう感じは目が離せません!!

そんな展開は、是非おすすめです!

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