メタモルフォーゼの縁側5巻(鶴谷香央理先生)のネタバレと感想をまとめてみました!

メタモルフォーゼの縁側5巻あらすじ(ネタバレ注意)

同人誌即売会当日。

印刷所から届いた本を市野井さんが持ってきてくれた布に並べ、開場時間になりました。

うららは市野井さんに店番を頼み他のブースへ買い物に出ました。

店番をする市野井さんを見て、何かを思い出す女性がひとり。

彼女はコメダ優先生のアシスタントの女性で、同じくこの即売会に出展参加をしていました。

以前の即売会に足を運んでいた市野井さんを覚えており、あの人いたんですよ!おばあちゃん!とコメダ先生にも報告。

うららのブースに来てくれたのですが、あいにくふたりは休憩の為に離籍してしまっていました。

時間をおいて来ようと思っていましたが、担当編集者につかまってしまいました。

休憩から戻ったふたりはそのまま撤収しようとしています。

1冊も売れなかったなぁと思っていると、担当編集者が代わりに購入してくれました。

そうとは知らないうららは売り上げを大事にペンケースにしまいます。

即売会が終わると、うららは受験勉強へと帰っていきます。周りもどんどん変わっていきます。

公園で紡が電話をして泣いているところを見てしまいました。

市野井さんは娘さんのいる海外に10日ほど行くことに。

そんな中で今度はコメダ先生のサイン会が開かれることに。

ふたりは無事サイン会の抽選に当選。その当日に彼女が留学先へ旅立つ紡について空港近くまでうららは付き添います。別々に並んだふたり。

先にサインを書いてもらっている市野井さんに、コメダ先生はあることを言います。
先生が言ったこととは……

そしてふたりの日常を紡いだこの物語の優しい結末とは。

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メタモルフォーゼの縁側5巻を読んだ感想

即売会当日、初めて売れた3冊のお代を大事にしまううららがなんともかわいくて、嬉しくなります。

初めて書いたものが本になって、誰かの手に渡るってとても尊いですよね。

売れただけでも嬉しいのに、その中にコメダ先生がいたなんて、私だったら天にも昇る気持ちだと思います。

市野井さんも嬉しかっただろうなぁ。

実はコメダ先生たちが気付いてくれた理由は市野井さんにあるんだけど、本人にはそれが伝わっていないところもいいですね。

うららの作品が素敵だったのももちろんですが、うららだけではこうはならなかったんですよね。

ふたりだから、うららは本を作ろうと思ったし、市野井さんがいたから憧れのコメダ先生の手に渡った。

でも市野井さんも、うららがいたから今まで知らなかった世界に手を伸ばして生き生きと過ごすことが出来た。

即売会後のふたりはそれぞれの暮らしがまた始まっていくんですが、きっとこれで終わりではないんです。

うららが進学しても、市野井さんが娘さんのところで暮らすことになっても、きっとふたりの関係はどこかで、たとえ距離が離れていても続いていく予感がします。

60歳近くの年の差でも仲良くなれたのだから、距離なんてきっと全く問題ではないんです。

 

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