サマータイムレンダ漫画の感想とネタバレをお伝えします!

サマータイムレンダネタバレ

この物語は、日本の和歌山県に存在する小さな離島である日都ヶ島が舞台となって始まる。

島の外に住むようになっていた家族のようにともに育ってきた幼馴染の女の子の潮の訃報を聞いて、18歳となった慎平は島に帰ることとした。

帰る前には、溺れた少女を助けようとして、二次災害で海に流されて死んでしまったと聞いていた。

しかし潮の葬式で2年ぶりに家族や友人に久しぶりに出会い、不可解なことを聞くこととなる。

そこで人から聞いたところ潮が死んだ理由は、事故などではなく誰かに殺された可能性があるということであった。

潮の首には絞殺された跡が残っていたのである。

その島で流れる「自分の影に出会うと死んでしまう」という噂とその翌日に近くの一家が一夜にして全員消えてしまう話を聞いた慎平は行動を始める。

慎平には普通の人にはないある特殊能力が備わっていた。

慎平は「ループ」ができ、さらに特技として状況を客観的に俯瞰することが出来た。

ここから島で捜索する慎平に様々な異変が起き始める。

潮は本当に事故死であったのだろうか、島で起こっている異常な事態は何なのか、また「影」とはどういうものなのか、慎平が危険を冒しながら徐々に謎を解き明かしていく。

サマータイムレンダ感想

この作品は、ミステリー漫画になります。

主人公の慎平は特殊な能力である「タイムリープ」の能力を持っていて、自分が死ぬことによって時間を巻き戻せることが出来ます。

さらに、状況を俯瞰で客観的に見ることが得意で、物語の謎を解く際のキーポイントになっています。

この作品には謎が多く存在しています。

慎平の持つ「タイムリープ」の能力も謎の一つですが、「影」が関係していると推測されています。

さらに、影についても謎で「自分の分身に会うと死んでしまう」というドッペルゲンガー的現象も謎に包まれています。

そんな多くの謎を解明していくところがこの作品の大きな魅力です。

作画も読みやすく、ストーリーの展開も早いのですが、しっかり読まないとタイムリープのせいで時系列が訳の分からないことになるので注意です。

しかし、この時系列が物語においてかなり重要な要素となっているので気になる人は自分で紙にまとめてみると面白いかもしれません。

他の魅力としては、張り巡らされた伏線です。

1話目から伏線が貼られており、作品のところどころに伏線がはってあります。

読み飛ばしてしまうようなページにも伏線が隠れており見逃せないポイントです。

後半では全ての伏線が一気に回収されると思うので面白いと思います。

細かく作りこまれた素晴らしい作品と思います。

 

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