雅史と仲良さげな一流の姿に薫は嫉妬して…。
おヨメさん捕獲計画あらすじ（ネタバレ注意）
筑紫薫（つくしかおる）は、18歳になったその日、緊張していた。
なぜならその日は、許嫁と会うと両親から告げられていたからである。
まだ見ぬ彼女を思って想像を膨らませる薫。
しかし、父親はこれから来る相手は男だと告げ、薫は声を荒げます。
親友との約束だからしょうがないと話す父親。
母親もまた、のほほんと気にしない様子で、薫はその場を逃げようと部屋を出る。
しかしタイミングよく開いた扉。
待っていた相手が到着したのだ。
ウチの学校の生徒会長じゃーん
そうつい叫んでしまう薫。
東間雅史（あずままさし）はそんな彼を睨むようにして、眉間に皺を寄せた。
ある日のこと、父親に押し切られ、薫は卒業までの半年間、彼と一緒に暮らすことになった。
そんな中で彼から贈られた指輪。
しかし、それをつけて過ごすなんてと、薫はその恥ずかしさに叫び出す。
一方で、雅史。
彼への指輪は彼が選んだもので、けれど彼に勘違いされたまま。
それを訂正することはできなかったものの、彼に肌身離さず付けれるようにとチェーンネックレスもプレゼントする。
薫の首にネックレスをつけようと距離を縮める雅史。そんな彼に薫は照れてしまい…。
おヨメさん捕獲計画を読んだ感想
表題作は薫と雅史のラブラブカップルで。
最初は男の許嫁ってことに混乱していた薫ですが、次第に彼に惹かれ、お嫁さんであることを受け入れます。
そんなえっちシーンは甘々なので、是非読んで楽しんでみてください。
1話は薫視点、2話からは雅史視点になりますので、そんなところも面白いです。
また、スピンオフとして入っている『おムコさん捕獲計画』では、雅史の幼馴染である田村一流（たむらいちる）と三瀬結人（みせゆいと）のカップルで。
個人的には、こっちの方がハラハラさせられて好きでした。
昔の約束を忘れられず、彼と恋人になりたい結人ですが、一流はそんな結人の気持ちには鈍感で…なんて内容です。
本編の2人よりも、えっちが濃厚なので、そんなところも読んで楽しんでみてください！！
またその後に描かれているのは、2カップルまとめてのお話で薫と結人のおヨメさん2人が、料理を作るお話で。
その後の食事シーンだったり、えっちシーンだったりと見どころ満載です！
また書き下ろしでは、10年後の4人の姿が見れます。
相変わらず仲良さそうで安心できますし、後書きではキャラの深掘りなども見れますので是非！
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