瑛徳の部屋に押しかけた亨一。

そのままなし崩しに抱かれてしまい…

然るオトコの口福あらすじ(ネタバレ注意)

古閑瑛徳(こがあきのり)は料理研究家…でも今は味覚障害。というのも、辛口で有名だった父親。

そんな厳しい躾のストレスに、次第に味がわからなくなり、今では家での食事はインスタントになってしまった。

それでもやっていけるのは、長年教えまれた知識と経験。

そして、親のコネのおかげだった。

ある日のこと、亨一(きょういち)が料理を担当する店の前で倒れた瑛徳。

空腹で倒れていたところを、従業員の一玄(かずはる)によって抱え込まれる。

そんな腹の音を聞いた亨一は瑛徳に賄いを出し、普段は一切味がわからないはずだった瑛徳の味覚がその時ばかりは戻った。

その理由も彼に綺麗な食べ方だと褒められたことで、そんな彼の笑顔を見て味覚が戻ったのである。

以来、亨一の店に出入りする瑛徳。

顔を知られてるので、と、時間外に彼の店に出入りするものの、すぐにそんな噂も広がり、店に迷惑がかかるからと、瑛徳は亨一と距離を置いた。

一方で亨一は彼の分の食事を作るのも苦ではなく、むしろ顔色が悪い彼のためにと手の込んだものを作る。

しかし、噂を聞いて初めて瑛徳がどんな人だか知った亨一。店に来なくなった彼のことが気になって…?

然るオトコの口福を読んだ感想

のんびりしたお話ですので、そんなに気構えないで読める作品かなと思います。

料理研究家…なんてちょっと難しい感じもしますが、お話的にはそれほど難しい表現が出てくるわけでもなく。

瑛徳が亨一の料理にベタ惚れしてて可愛いなぁなんてほんわかも読める作品です。

父親ともそれほどピリピリはした展開にはならず、最終的には亨一の料理や人柄もあり、仲も近づきました。

後はえっちシーン。

すんごく濃厚ってわけではないですが、亨一がぐずぐずになるくらいには甘々で。

お話のラストの書き下ろしでは瑛徳の

他にして欲しいことは?

なんてことばに、亨一が

かけてほしいとびっくりしました!

結果どうなるのか…読んでみてください…期待せずに…。

ページが飛んでしまっているのかと思って、電子を嘆きましたが、多分ないんですよね…。

ここまで期待させるなら、かけるシーン見たかったなぁと、ちょっとそこは悲しくなりました。

それでも本編の内容は面白いので、是非是非おすすめです!

個人的には秘書の牧沢が、口の黒子がえっちで好きです。

ニコニコしていながらも腹黒そうなところとか、書き下ろしペーパーの瑛徳の父親とのやりとりとか。

そんなところも楽しんでみてください!

 

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