「痴情の接吻」漫画を読んだ感想とネタバレをまとめてみました!
痴情の接吻ネタバレ
図書館司書の柏木和華は、大好きな本に囲まれて幸せな毎日を送っていると、偶然を装って現れた上条忍と再会します。
忍は、高校時代、谷崎潤一郎の「痴人の愛」を読んでいた時に突然キスしてきた相手。
当時のことを全く覚えていないかの様な忍の態度に困惑する和華は、成り行きで忍を不動産屋に案内することに。
大量の蔵書を置く引っ越し先を探していた和華に、忍は同居を提案します。
言葉巧みな忍に乗せられ、二人の同居生活がスタート!
忍は、昔から好きだったと和華に告白しますが、あっさり断ってしまう和華。
しかし、同居生活の居心地の良さから次第に忍に惹かれていく和華は、忍の誕生日に自分からキスをして二人は晴れて恋人同士になります。
順調に愛を育む二人の前に、高校時代の同級生、鈴木岳が現れます。
岳は、図書館で働く和華と古典のイベントで再会。
和華に「岳」と下の名前で呼ばれる岳に未だに「上条」と名字で呼ばれる忍は、激しく嫉妬します。
なかなか名前で呼んでくれない和華に拗ねる忍、二人の関係はギクシャクしますが、和華が図書館で大声で「忍」と呼べたことで二人はその日、深くて甘い夜を過ごします。
一方、岳も昔から和華が好きで諦めきれず、忍と和華をめぐる恋のライバル関係に!!
痴情の接吻を読んだ感想
絵がきれいでとても読みやすいです。
恋より趣味の本に夢中な主人公の和華が、初めは忍に冷たくしていますが、忍の優しさや誠実さ、少し強引なところに次第に惹かれていく姿がとても可愛いです。
イケメンで大した努力をしなくても何でも完璧に出来てしまい、何に対しても興味が持てなかった忍が、唯一興味を持ったのが和華で、和華が美味しいと言った料理はシェフに聞いてまで完璧に再現してしまう徹底ぶりに少し重いかもと思いつつも、忍の和華への溺愛ぶりが最高に羨ましすぎます!
大人だけど一途な恋に胸キュンが止まりません!
一度でいいからこんな風に愛されてみたいけど、こんな男はいない辛い現実...とても悲しい。
話が進むごとに濃厚になっていく二人のラブシーンも魅力的で絵がきれいだからか、とにかく色気が半端ない!キスシーン一つでもドキドキしちゃいます。
主人公が本が好きということもあってか、文学的な表現も多く、心理描写が上手に表現されているので、感情移入しやすいです。
恋のライバルとして登場する岳も二人の間に強引に入っていくタイプではないので、全体的に穏やかにストーリーが展開されていきます。
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