冴えない童貞の俺が年下のヤリチンに懐かれたんだがを読んでみた感想とあらすじ・ネタバレを書いてみました!
冴えない童貞の俺が年下のヤリチンに懐かれたんだがあらすじ
大学生の秋葉智己(あきばともき)は、友人に誘われ、とある家で家庭教師をすることになります。
生徒の井波未明(いなみみめい)と子夜(しや)は双子の小学4年生。
そんな双子の家庭教師となり、うまくできるか心配していた智己ですが、3日目には既に心を開いてくれ、安心していました。
ある日のこと。
智己は彼らの兄である将吾(しょうご)と顔を合わせます。
今まで見たことなかった彼。
そんな高校生の将吾は髪色も明るく、顔つきも少し険しくて。
真面目な智己とは正反対の派手な彼の姿に、智己は会話するだけでつい顔を引き攣らせてしまいます。
しかし、そんな将吾と双子たちの仲はあまり良くないようで。
どうにかして、彼らの仲をとりもてないか考えた智己は、将吾の部屋を訪れることにしました。
帰宅後は、友人と2人で部屋にこもっている将吾。
ですが、智己が声をかけても、彼はドアを開けてはくれません。
そんな彼の態度に苛立った智己は勝手にドアを開けることにして…。
すると、そこでは将吾が連れてきた友人を抱いていて。
ついつい動けずに彼らのえっちを眺めてしまう智己。
自分でも気づかないうちに、下着の中を硬くしてしまいます。
しかし、そんな様子に気付いた将吾に「混ざってく?」なんて声をかけられ、智己はその場を逃げ出しました。
慌てて双子の元へと戻った智己ですが、昂ったものは収まらず、見られたらまずいとトイレに向かうのですが。
そんなタイミングで、部屋から出てきた将吾に声をかけられた智己。
友人は返したという彼の部屋に連れられ、そうして押し倒されてしまい…?
冴えない童貞の俺が年下のヤリチンに懐かれたんだがネタバレ
将吾が男と部屋でえっちしているのを見てしまった智己。
その後は彼に、口止めだと、体に触れられイかされてしまいます。
リア充でわけのわからない彼。
しかし、夢であった小説家になるために小説を投稿した智己ですが、自分の書く小説には人物描写が足りないなんて言われ。
小説を講評してくれた大学時代の先輩に、恋をしたり、もっと他の人を知る努力をするように言われた智己。
そこで、小説のためにも、苦手な将吾とももっと近づいてみようと考えます。
そうして、彼とは少しずつ距離を縮める中で、将吾が歳の離れた双子とうまく行かなくなった訳を聞きます。
自分の時は仕事ばかりで放任気味だった両親が、年が離れて生まれた双子の時は家にいることが多くて。
色んな想いや、今更、自分にはどう接して良いか悩んでいる両親を見て寂しさを覚えた将吾。
セフレの男とえっちをしていたのは、それが一番寂しさの紛れる方法だったからだと言うのです。
そんな話を彼から聞いた智己。
将吾の寂しさを、家族と仲良くなることで取り除いてあげたいと、双子たちと一緒に、授業を受けて欲しいなんて告げて…。
そうして、本当に授業に参加してきた将吾は、次第に両親とも、双子たちとの距離も縮めていきます。
それは、智己に対しても同じで。
少しずつ智己への思いを募らせていた将吾。
そんな彼が抑えきれなくなって、智己の体に触れてきて。
そうして、切羽詰まったような彼に、キスをされた智己。
しかし、智己は、将吾が以前寂しさを紛らわすために抱いていたセフレたちと同じように接されている気がして、彼を拒んでしまいます。
そんなことから、彼とは距離ができてしまった智己ですが、反対に直しが必要だと言われた小説はすらすらとかけて。
なにより、片思いの描写は褒められるほど、リアルに書けたのです。
そこで、彼に惹かれている自分の気持ちに気づいた智己。
しかし、そんなタイミングで将吾は恋人ができたのだと告げてきます。
そんな将吾を、智己はただ応援するしかできなくて。
そうして彼の側で家庭教師として仕事をすることが耐えられないと感じた智己は、仕事を辞めることにして…。
冴えない童貞の俺が年下のヤリチンに懐かれたんだがを読んだ感想
あー!!!書き下ろしが最高でした!!!
もうそれについて長々と語りたいのですが、とりあえずお話の流れ通りに感想を書いていきますね。
どっちかといえばえっちよりストーリー重視のお話なので、もしかしたら物足りないなと感じる方もいるかもしれません。
えっちに関しては書き下ろしでガッツリと描かれているので、本編では智己と将吾のすごくもどかしいやりとりを楽しんでいただければと思います。
将吾はイケメンで、色んな男の子を引っ掛けているし、年齢よりもずっと大人っぽくは見えるのですが。
なんというか、考え方で言えばまだまだ子供っぽさがあって。
寂しさを埋めるためにえっちをしていたり、気を引きたくてわざと恋人ができたって告げたり。
そんなところに読んでいてすごくキュンキュンさせられました。
だんだん寂しがり屋のおっきい犬みたいだなぁと、個人的には感じていました!
一方で、智己は真面目で真っ直ぐで。
そんな彼が段々と将吾に惹かれて、悩んじゃうシーンは、すごく可愛いなぁと思えました。
そんなどこか子供っぽいような2人のお話を、そわそわさせられながら読んでいて。
そうして、無事、2人が結ばれてお話が終わってから、いきなり、4年後設定の書き下ろしが始まったときは本当に驚きました。
なにより、将吾がよりイケメンになってる!!!!
それも視点は将吾で、2人は同棲しててと本当に最後まで読んでて良かったと思える内容です。
なので本編ちょっと、盛り上がり下がりが少なめなので、物足りないなあと思ったりもするのですが、今回の楽しみはこの書き下ろしと、その更に後ろの特典ペーパーにぎゅうぎゅう詰まっていますので、是非、最後まで読んで欲しいなぁと思います!
なにより2人のえっちシーンがあって。
本編でも最後えっちしていたところはあったのですが、あのときはまだ智己がガチガチに緊張していて。
けれどこの書き下ろしでは、2人が慣れた感じでえっちしていたり、将吾がもう智己のことを手放せないと感じていたり。
もうそんなシーンが本当に最高でした!
あの真面目な智己もどこか色っぽくなっている気がしますし、智己から腰を擦り付けてきたり、将吾のものを咥えたりするシーンもありますので、是非是非おすすめです!!
ちなみに、特典ペーパーでは2人の小話が読めて、電子の単行本版で購入すると初回特典と、購入した電子サイト専用のペーパーが読めると思います。
なかでも、初回特典の2人の仲の良い感じはすごく可愛かったので、気になる方は見てみてくださいね!
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