ピンポン漫画のネタバレと感想をまとめてみました。
ピンポンネタバレ
主人公である天真爛漫な窪塚陽介（あだ名：ペコ）は言動が少し変わっている高校生であった。
自分の卓球の実力には絶対的な自信を持っていた。
ペコは高校の卓球部が緩いことから部活にはあまり顔を出さず、夏木マリ（あだ名：オバマ）が経営している卓球クラブで賭け卓球を毎日のようにしていた。
そんなペコに憧れの心を持ち卓球に取り組み続けるスマイルは、部活の顧問がその才能を発見し、熱く指導するのであるがまったく本気を出そうとしませんでした。
そんな中ついにインターハイの始まる夏になりました。
ペコは嬉しそうにインターハイの予選に参加し、それとは対照的にスマイルは淡々と試合をこなしていた。
自分の実力に圧倒的な自信のあるペコは大倉孝二（あだ名：アクマ）と対戦した。
二人は小さいときから同じクラブで共に卓球を学んでおり、その頃はアクマの実力はペコに遠く及ばなかった。
しかし、長い月日が経ち、成長したアクマはこの試合でペコに勝利する。
その一方でスカウトされて日本に来た中国人のチャイナと試合をするスマイル。
拮抗した実力をもつ二人の試合は白熱した。
しかし、スマイルは自身の本気を出せない性格により負けてしまう。
ともに負けた二人の卓球人生はここから大きくヒートアップしていく。
ピンポン感想
この作品「ピンポン」は二人の高校生がそれぞれ違った考えを持ちながら、卓球に打ち込んでいくストーリーです。
「メジャー」や「スラムダンク」ほどではないですが、代表的なスポ根漫画で、内容ではこの2つにも負けていないと思います。
卓球が初心者の私も楽しんで読むことが出来ました。
実写映画化もされており、とても高い評価を得ています。
私が伝えたいこの作品の魅力としては2つあります。
一つ目は、個性豊かなキャラクターがたくさん登場する点です。
この作品の中には、リアリティーのある人間関係や友情、厳しい勝負の世界が描かれています。
登場するライバルたちもそれぞれ我が強く、魅力あるキャラクターとなっています。
ライバルが魅力的な作品はやはり面白くなるのだなと感じました。
2つ目は、作者であるまつもと松本大洋さんの作画力とそれによる表現力です。
作画はリアリティーがあり、多くのファンの心を掴んでいます。
背景などの細かい部分も丁寧に描かれており自然と引き込まれていきます。
登場人物の心情が伝わってくるくらいの表現力があり、感情移入しやすいものとなっています。
読んでいる人の心も自然と熱くなる非常に魅力的な漫画なのでぜひ多くの人に一度は読んでほしいです。
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