長谷川の視点。彼は、須藤に惹かれてから、ずっと目で追いかけて、そして…。

君は僕を管理するあらすじ(ネタバレ注意)

須藤夕輝はある時、よく行くコンビニの店員の男から手作りのお弁当を渡される。

いつもコンビニ弁当じゃ体に悪いよ、なんて台詞。

断ろうとしても押しつけられた後に、彼は客の相手をしに行ってしまう。

自宅に帰って弁当を開けた須藤。

中身はあまりにも綺麗すぎて、逆に怖いとすら思えた。

そうして須藤にとってのトラウマがフラッシュバックする。

母親の手料理を食べる幼い頃の自分…そうして、そのままトイレへ向かい嘔吐する。

翌日、中身が入っている状態で彼に返してた弁当箱、

二度としないで下さい、迷惑なんで

以来、あのコンビニには近寄らなくなった須藤。

いつもより少し遠回りになることを嘆いていた。

ある日のことである、大学で共有された不審者の話題。

もしかしたら、弁当を渡してくるあいつも不審者なのでは?なんて考えて。

それから何日が経って。

教科書を取りに人気のない大学のロッカーに向かう須藤。

すると、須藤のロッカー全体にべったりとした液体。何かなんて考えたくはなかったが、白く、べっとりとしたそれ。何者かによる仕業だった。

君は僕を管理するを読んだ感想

うっわぁあああ、最後まで読んでぞわぞわとしています。

えっと…所謂、執着攻めで、物語のカギとなる部分が最終話の6話に詰まっています。

ここを教えてしまいうと、読み進めていく楽しさが半減してしまうのですが、こればっかりは好き嫌いが分かれる展開で。

うーんと、ふんわり伝えると世の中には愛を伝えるために、バレンタインチョコを渡したりしますが、手作るの受け取るってなんか怖くないですか?…そういうことです。

今回のお話もそんな要素を含んでいます。なので、5話までなら全然余裕で楽しめます!

6話からは、全部打ち壊されるの前提で、絶対知らない方が幸せな内容でした。

でも表紙とか、タイトルとかは普通で。

帯にチラッと世話焼きサイコパスなんて書いてるくらいなので、それほど気にはしてなかったんですが…。

何も構えずに読むと撃沈しますのでお気をつけて!

お話はもうひとつ、こちらも歪んだ形ではあるのですが、こっちの方が全然楽しめます。

彼に振り向いて欲しい、彼の1番は自分じゃないと…なんて内容なのですが、あの本編を読んだ後だからこそ、可愛いなぁと思える内容です。

因みに、書き下ろしで2Pほど須藤たちのやりとりが描かれているのですが、やっぱり怖い…。

是非是非、読むときとおすすめするときは、危ないので注意してくださいね!

 

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