梶とそれっきりの関係だと分かれる泉。しかし、気付くと涙を流していて…。

開発部長のヒミツのおしごとあらすじ(ネタバレ注意)

梶(かじ)はある日、カフェでいつも優雅に過ごす王子こと、泉圭吾(いずみけいご)と顔を合わせる。

いつもは何気なく顔を合わせていた彼。

しかし、今日は彼のテーブルの上にアダルトグッズのチラシが乗っているの気づき、梶はチラリと覗き見てしまう。

そんな様子を見て、わたわたと片付ける彼。

しかし、梶は気にしてないからと気軽に声をかけた。

その日の会計時、梶は彼から連絡先の書いた名刺をもらう。

良かったら連絡くださいと

なんてにっこり笑う彼に惹かれる梶。

しかし、もらった名刺には『アナル開発部長』なんて気になるフレーズがあり、梶は首を傾げた。

好奇心から泉に連絡し、一緒に食事をすることになった梶。しかし、肩書きについてなかなか触れる勇気がなく。

そんな時に彼の携帯が鳴って仕事の呼び出し。

車があるからと、梶は泉を乗せて取引先へと向かう。

ついたのはAVの撮影現場であり、彼は納品商品だと、アダルトグッズを手にしていた。

恥ずかしい仕事ではなく、誇りが持てる仕事だと語る泉。

そんな彼は、今日のお礼がしたいと梶に声をかけ、ホテルへと入る。

そうしてシャワーを浴びたあと、彼はキスをしてきて…。

開発部長のヒミツのおしごとを読んだ感想

お話は『アナル開発部長』だなんて、びっくりな肩書きを持つ泉のお話で。

実際に、商品は自分で試してるってところがすごいですよね。

この気持ち良さをみんなに知ってもらわないと!といきなり、梶のものの型を取り出したり、えっちしたあとなのにパソコンを開いてデータを入力しだしたり。

お話的には、もっとエグいものが出てきたりするのかなとも思ったのですが、そんなことはなくて。

仕事熱心なばかりに、梶を振り回してしまう彼が可愛なぁと思えるお話でした。

他にもお話が3本入っていて、それぞれ違う系統ながらも、甘々でえっちシーンも満載で、読んでいて楽しめます。

個人的には、年下の大学生である将馬に囲われる陸のお話が好きでした。

セフレ以外は面倒だからと彼の家から出て行こうとする陸。

しかし、将馬はセックスでグズグズにして、陸が自分から出て行きたくなくさせるんですよね。

執着ってほどではないですが、将馬が陸を繋ぎ止める為のセックスをするシーンはドキドキです。

書き下ろしは、表題作の梶が泉の部屋に行くお話で。

彼が薄いからって、泉が声を抑えてえっちしたりして。そんなお話はぜひぜひ、読んで楽しんでください!

収録3本の一言に関しても是非!

 

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