人気小説家の関根はいつか東京に帰ってしまう。

遥は彼を引き止められなくて…。

冴えんオヤジのフリしやがってあらすじ(ネタバレ注意)

遥(はるか)はある日、祖母が遺したボロいアパートである『さくら荘』の管理人となる。

というのも、アパートに住み着いている関根完治(せきねかんじ)が原因で。

祖母が彼の食事の支度をずっとしていたことから、遥にもその役目が回ってきたのだ。

面倒なそれは断れば良いのだろうが、関根は1DKのアパートを4部屋全て借り上げてくれている状態。

ボロボロのさくら荘がやっていけている理由も、全部彼の力によるものだった。

そんなある日、初恋の男に呼び出されることとなった遥。

ホテルに誘われ、半年ぶりに彼と顔を合わせることとなる。

関係は彼との行為が両親にばれ追い出されて以来で、彼もまた奥さんがいる立場。

都合の良い遊び相手だと分かっていても、遥は彼のことを諦め切れずにいた。

その日の夕方、いつものように関根の食事を用意した遥は、優しいだとか好きだとか自然に口にする関根に、さっきまで抱かれていた男の姿を重ねる。

不機嫌になった遥は、ふと関根にキスをして押し倒すと、彼の服を脱がせだして…。

冴えんオヤジのフリしやがってを読んだ感想

一見、冴えない姿の関根ですが、えっちになると余裕でテクニックもあって…。

そんなギャップにドキドキさせられます。

えっちシーンでは遥がぐずぐずにされていますので、是非、読んで楽しんでいただければと思います。

段々関根がイケメンに見えてきました!

奥さんもいる立場で、遥につけこむ先輩!

それもえっちもいちいち痛そうだし!

後書きで作者さんにゲスなんて言われるほど、読んでいても酷いやつです。

遥が関根を守るために、先輩を選ぶシーンがあるのですが、そこは本当に読んでいて心苦しくなりました…。

お話的には、最後きちんとハッピーエンドを迎えるのですが、これは書き下ろしまで読まないと本当にハッピーエンドではないので、是非是非最後までじっくり読んでください!

先輩から完全に解放されるのが、書き下ろしに入ってからなんですよね。

本編だけでは、最後、え?って終わり方なので、そこはお気をつけください。

巻末には、キャラ表やプロットも載っていて時間ある時にのんびり読むとさらに楽しめます。
珍しいですよね。こんな裏側がみれると余計楽しめます!

おじさん攻(どっちもいけます)や、メガネをとると男前(大事!)なんてメモ書きも、ついつい読んでいて笑ってしまいました。

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