三好との言い合いの中で告白してしまった優心。
その場は逃げ出して…。
Patchwork Familyあらすじ(ネタバレ注意)
優心(ゆうしん)は大学で美術専攻。
しかし、学内で講師である三好(みよし)に出会い、彼に一目惚れしてしまったことから、大学一ら単位が取れないほど難しくてやばいと言われる、彼の授業を取ることにする。
しかし、やっぱりついていくのは大変で、後悔していた優心。
だが、レポートを褒められたことで、すっかり彼に惹かれてしまう。
ある日のこと、16歳年上の姉が突然NYから子連れで帰ってきて。
しばらくの間、優心には颯太(そうた)を育ててほしいと話す彼女。
結局姉には弱くて、引き受けてしまった優心。父親候補として現れたのはあの三好だった。
しかし、三好はレポートを褒めてはずの優心のことなんて覚えておらず。
その場は子供が苦手だが、優心こそ学生で預けては置けないと引き取ると言い出す彼。
そもそもは、彼が姉に精子提供した背景があるらしい。
けれど優心には三好が子育てできるとは思えず、しばらくの間は、優心が育ててみることで話がつく。
それに三好は、子供が子供を育てるなんてと、良くない顔をしていて。
とりあえずは1週間、友人は友人の力を借りながら、颯太を育てていたのだが…。
Patchwork Familyを読んだ感想
絵の感じは少し古めだったのですが、子供連れBLに弱く、ついつい手を出してしまいました。
2012年の作品ですね。
お話は、頭が硬くて理屈ばっかり追い求める三好と、そんな彼を好きになってしまった優心のお話で。
色々途中難しいやり取りしてるなぁなんて思っていたのですが、最後の方になれば三好もある程度素直になってきて。
所謂、好きな子はいじめたい状態の三好。
だから優心に距離を取られた後は、じっとしていられず、電話をかけまくったり、講師の力を使って呼び出したり。
そんなシーンはやっと人間味があるなぁと感じました。
そんな三好ですが、颯太には優しくて。
精子提供云々のお話は曖昧になったまま終わってしまったのですが、実際血は繋がっていない三好と颯太。
それでも、颯太のことを大切にしてるのが伝わって、見ていて安心できます。
一方でどちらかと言えば感情で体が動くタイプの優心。思ったらすぐに行動したり、キスしちゃったりと結構積極的です。
あと、頑固なんですよね。
だからこそ三好とぶつかって、喧嘩になっているんだとは思うのですが。
番外編はえっちシーンで。
眼鏡を外した三好の姿にはドキドキでした!そうしてそんな三好にぐずぐずにされている優心を含め、是非是非読んで楽しんでください!
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