ずっと一緒にいたいと伝えてくるミスラ。
しかしダラフは、森へは1人で帰ると告げて…。
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花の皇あらすじ(ネタバレ注意)
ダラフは死にそうだったり、消えそうになる命を新たな植物に変える種族であるアラニャーニーであり、体には尻尾や鳥の脚のようなものがあって。
戦争をきっかけにボロボロになった国を元に戻そうと、尽力してきたダラフ。
なにより、この国の王子であるミスラの力になりたいと感じていた。
幼い頃に、ダラフはミスラとの時間を過ごしていて。
ミスラは父親のスカンダ王とともに、戦後、国を立て直すためにダラフの元を訪れて。
アラニャーニーの皇であり、ダラフの父であるダーキニー皇に、国の再生に力を貸して欲しいと相談に来たのだ。
結果、ダラフとダラフの母であるラートリが、ミスラの国に向かうことになり、その後はミスラの元で国のために働いていた。
その後、歳を取ったミスラは変わらずダラフのことを大切に思っており。
いつからか、性行為をしてしまう関係になってしまった2人。
しかし、2人の関係は恋人ではなくて。
いつかは森に帰らないといけないと考えているダラフ。
ミスラと離れることが辛くとも、想いを伝えることはできないでいて…。
花の皇を読んだ感想
独特な世界観のお話で。
最初のページの設定集を読むと難しく思えますが、本編を読む中でそれぞれ説明があって気軽に読める作品だと思います。
私も最初、難しそうだしと少し敬遠がちではあったのですが、いざ読んでみるとすらすらと読める内容で安心しました!
ダラフの体がちょっと特殊で。
それさえ気にならなければ、楽しめるかなぁと思います。
好きだけど、いつかは離れなきゃいけないから本気になっちゃいけないと考えているダラフと。
ダラフとは何があっても離れたくないと感じているミスラ。
そんな2人のやりとりはもう見ているだけで、ソワソワしてしまって。
それもミスラは一国の王なので。
双子の兄のミトラの方が、国を動かしているものの、そう簡単には国を離れられないだろうと、ダラフも悩んでいるんですよね。
そんな展開は是非、読んで楽しんでください。
そしてそんな2人のえっちシーンは、めちゃめちゃミスラの執着というか、重すぎる愛が伝わってきて。
毎回、ミスラがやり過ぎてしまい、壁を伝わないと歩けないほど、腰がガタガタのダラフが可愛いなぁと思えます。
お話の最後は、ハッピーエンドで。
どんな結末になるのかは、是非是非読んで楽しんでください!
幸せそうに笑うミスラがすごく可愛いなぁと思える終わり方でした!!
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