抱きしめてもいいよを全部読んでみました！
抱きしめてもいいよあらすじ
ぬいぐるみの専門店である『ソレイユ』では、オーナーが作った不思議なぬいぐるみが並びます。
言葉を話したり、動き回ったり、売れない期間が長いと、何故か少しずつ大きさが大きくなる不思議なぬいぐるみたち。
けれど、売れて人間の元へ向かうと、話せなく動けないただのぬいぐるみになるのです。
そんな店の【店長】は、優しくてぬいぐるみたちからも好かれる存在でした。
リオもその例外じゃなく、売れ残り続けて次第に大きくなりすぎたリオですが、優しく接してくれる店長のことが大好きだったのです。
しかし、ある日のことです。
こんな大きなものが欲しかったとリオの売り手が決まります。
ショッピングセンターで飾られることとなったリオ。
ですが、売られることは嬉しいことのはずなのに、リオは店長と離れたくないと感じます。
そうして、人間になりたいと考えたリオ。
どうやったら人間になれるのか？
自分たちを作った大魔法使いであるオーナーに、そんなことを告げてみると、あっさりと人間の姿にしてくれました。
しかし、変身可能な時間には限りがあって。
そんな中、完全な人間に変わるためには、本物の人間から愛を分けてもらわないといけないと教えてもらい…？
抱きしめてもいいよネタバレ
愛を分けるためにはどうして良いのか悩んでいたリオ。
そんなことを知った店長も、同じく悩んでいました。
ですが、完全な人間には戻れないまま、リオのショッピングセンターに売られるひがちかづいてきてしまいます。
そうして、売られる前日のこと。
リオはこのまま売られるのも構わないけど、店長との家族になりたかったとポツリと漏らします。
そんな台詞に悩んでしまった店長。
それから、一晩考えた店長ですか、結局、リオを売ることができずにいました。
ショッピングセンターには断りの連絡をいれ、リオのことを自分で購入することとした店長。
「大事にする」と、そうリオに告げると、それが本物の人間になれるきっかけだったのから愛を分けられ、リオは姿が戻らない、完全な人間になれたのです。
それからの日々は、人間として過ごすリオ。
主に、店長の仕事を手伝って暮らしていました。
ですが、そんなある日、リオはリアルな夢を見てしまいます。
店長を前にして堪えきれず強引に押し倒してキスをしたり、首筋に噛み付いてしまったりしてしまった…なんて、夢です。
そんな夢を見てしまったことに悩んでいたリオですが、そんな気持ちを店長に話すことにしましま。
けれど、困ったような顔をする店長。
リオはそんな思いを抱え込むこととしました。
触りたくなるからと、店長とは距離を空けて過ごすリオ。
しかし、ある夜の日、店長は直接リオの部屋に来るのです。
別に好かれていることは嫌なことじゃない。
そう告げられたリオは、堪えきれず、店長に手を伸ばします。
そうして、2人はその日、抱き合うこととなって…？
抱きしめてもいいよ見どころ
お話は元人形のピュアな男の子攻め×感情表現が苦手な年上受けで、読んでいてすごく可愛いお話でした！！
なにより、人形たちは店長のもとで売られるまではしゃべったり、動いたりと元気で成長するけど、売られたら止まっちゃうなんて設定が面白いですよね！
人間になるためには、本物の人間からの愛情も必要なんて設定にもドキドキでした！
それから、お話では結局、店長がリオを愛してくれたことで、人間となれたリオ。
ここまでが結構怒涛の展開なのですが、これが全部1話に収まっているので、2話からは元人形であるリオとラブラブな展開が楽しめるってところも、すごく焦ったさがなくて読みやすかったです！！
人間になりたてで店長のことが好きなのに、どう言葉に表して良いかわからないリオ。
「触りたくなっちゃうんです」って恥ずかしそうに話す感じが、もう最高でした！
それから、店長に対して欲情してしまって硬くなったものをどうして良いかわからなくて、ぐりぐりと店長のお尻に押し付けちゃうリオもやばすぎです！
もう、今まで2人のピュアなやりとりばかり見ていたので、このいきなりのえっちな展開はもう目が離せませんでした！！
それから、結局、最後までやっちゃう2人。
無知なはずのリオはどうやってそんなえっちな知識を授かったのか？
どれだけ甘々なやりとりをしているのか？
そんなところも是非、読んで楽しんでくださいね！
抱きしめてもいいよ感想
独特な設定もあって、結構ピュアなお話っぽいなぁと読んでいたのですが、実はえっちシーンは、ガッツリと描かれていて！！
2ラウンド目、3ラウンド目まで描いているので、もうたっぷり楽しめます！！
そうして、実は店長の方も色々可愛くて。
リオのことが好きになってから、結構執着とか嫉妬とかをしちゃって、外でアルバイトをしだしたリオが人気になって、不満を漏らしちゃう展開は、すごく可愛いなぁと思えました。
結局、お話では最後まで名前が出て来ず、店長と呼ばれていた彼ですが、ここら辺はもし続くなら、続編やスピンオフで明かされるのを期待しています。
2人の今後の展開は是非読んでみたいので、どこかで続いてくれるのを待ちたいです！！
それから、オーナーについても謎すぎますね！
ぬいぐるみたちからは、大魔法使いなんて呼ばれているオーナー。
いろんなぬいぐるみたちを生み出したり、そんなぬいぐるみを人間にしちゃう能力なんかもあるところが驚きです！
オーナーに関しては5話で登場して、めちゃくちゃかき回していくので、そんな展開も是非是非、読んで楽しんでくださいね！！
本当にすごく個性的なキャラでした！
そうして、こちらの作品は単行本版では、書き下ろしがついているのですが、この内容もすごくおすすめです！
なので、読む時は分冊版より、単行本版の方がもっと楽しめるようになっているかなぁとおもいます！！
ちなみに、作者さんの別作品では『ぼくらのかわいい朝日くん』かおすすめです！
こちらの作品は、可愛い主人公が一緒に暮らし出す2人の男性に抱かれちゃう展開なのですが、3P展開もあって読んでいてドキドキでした！
設定が少し凝っているので、色々、いつもと違うお話が楽しみたい方に、特におすすめできるかなと思います！
気になる方は、是非是非、読んでみてくださいね！
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