終わりのセラフ漫画について感想とネタバレをまとめてみました!
終わりのセラフネタバレ
小さかった頃から親に暴力を受け、白夜孤児院にな行った白夜優一朗(ビャクヤ ユウイチロウ)はその場所で同じように親に捨てられた自分とほとんど年の変わらない孤児たちと出会う。
その中でも特に白夜ミカエラと仲良くなる。
ユウイチロウは自分たちを雑に扱う吸血鬼が嫌いであった。
しかし、ミカエラはそんなユウイチロウの想いに反して吸血鬼の貴族であるフェリドと仲良くする。
ミカエラはある日からフェリドの部屋に頻繁に出向くようになったのである。
それを気にしていたユウイチロウ。
そしてある日ユウイチロウは孤児院の秘密に気づく。
孤児たちは家畜のようにしか扱われていなかったのである。
これにより孤児院を脱出する決意をする。
それを聞いたミカエラは準備していたかのようにフェリドの部屋から盗んだ孤児院の見取り図を取り出す。
ミカエラは吸血鬼に気に入られようとしていたのでなく、脱出するための準備を一人で着々と進めていたのである。
それを聞いて安心するユウイチロウ。
準備が整いやっとの想いで孤児院の出口までたどり着いたユウイチロウたちであったが、待ち伏せしていたフェリドに一瞬にしてほとんどの子が殺されてしまう。
その後、ユウイチロウだけがなんとか脱出でき、その後拾ってくれた一ノ瀬グレンのもとで吸血鬼を殺す力をつけていく。
終わりのセラフ漫画感想
この作品は、吸血鬼が支配する世界で人間があらがっていく物語です。
この作品を話す上で二つのことをまず説明します。
「鬼呪」と「天使」です。
鬼呪とは吸血鬼を捕縛し、その力を封じ込めることによって、吸血鬼を殺す武器とする人間が作った技術です。
鬼呪装備になった吸血鬼は鬼と呼ばれその武器を使う人の心を乗っ取ろうとします。
次に「天使」ですが、あるシーンでユウイチロウが「塩の王」という者になるときがあります。
その天使の力は吸血鬼の中でも段違いで強い貴族の力を大きく上回るものとなっています。
しかも、この力も人が作った技術だそうです。
ここで何が言いたいかというと、吸血鬼だけが悪いというわけでなく、多くの場合人間が原因となっている点です。
この話を読むときは吸血鬼と人間の両方の視点から見てほしいです。
この作品には多くの謎があります。
漫画だけでなく小説でも解明されていくので、そちらのほうも同時に読んでいくと更にこの作品の奥深さを理解できると思います。
ただのバトル漫画ではなく、それぞれのキャラクターの中に想いがあり、細かくその心の動きを表現しています。
かなり設定が作りこまれていて、キャラクターもかっこいい非常に読み味のある作品なので読んでほしいです。
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