オタクに恋は難しいについてネタバレと感想をまとめてみました!

オタクに恋は難しいネタバレ

OLである桃瀬成海は隠れた腐女子であった。

そんなある日転職した会社で幼馴染である二藤宏嵩と偶然再会する。

あまり考えないまま宏嵩に声をかけた成海は話すこともないので食事に誘うなどのありきたりな会話をして乗り切ろうとした。

しかし、成海はオタクであることを会社の人に隠していることを知らない宏嵩は、会話の中でコミケの話をし、成海がオタクであることが会社のみんなに知られてしまう。

成海はこれまでの過去に付き合ってきた男性とオタクという理由だけで振られてきた。

大好きな乙女ゲームでは全てうまくいくのに付き合う男だけは間違えてしまう成海。

自分と合う男性は趣味が共通となるオタクの男性であるにも関わらず、妥協したくないという理由でオタクの男性は恋愛対象としてみてこなかったのである。

そうした理由から、オタクである宏嵩も恋愛対象として見てこなかった。

ある日、宏嵩はそんな成海に告白するのであった。

趣味を一緒に楽しめるし、コミケなどのイベントなども一緒に行けるという宏嵩。

しばらくしてオタクの二人は交際を始める。

気持ちが固まる前に流れで付き合った成海は、急に友達から恋人になった宏嵩に対して戸惑いの心を持ち、その後避けるようになっていく。

二人の運命はどうなっていくのか。

オタクに恋は難しい感想

この作品「オタクに恋は難しい」は二人のオタクの男女が恋愛をしていく様子を描いた作品になります。

オタクという言葉から避ける人が多いと思いますが、読んでみると意外と面白い作品となっています。

以前に実写映画化までされており、一気に人気となった作品です。

物語の中心である成海と宏嵩は生粋のオタクで、私が想像できるオタクの域を超えていて少し驚きと羨ましさがありました。

自分にはあまり熱中できるものがないので、ひとつのことに熱中する二人の姿は輝かしいものに見えました。

成海は自分と合った男性を求めている反面、オタクの人と付き合うことに抵抗があります。

また、宏嵩はあまりそのような抵抗を持っておらず、その二人の価値観の違いによって、作品の中でも少しずつすれ違ってしまいます。

しかし、共通の趣味をもつカップルというのは、何年一緒にいても楽しいし、自分をさらけ出せるのだなと知りました。

本来の自分を隠してかっこいい自分やかわいい自分を演じ続けるのは楽しくもないし、単純に疲れると思うので作中の二人は本当にいいカップルだと思います。

これからどのような展開になっていくのかが楽しみです。

特殊な二人の心の動きを細かく表現した面白い作品なのでぜひ読んでほしいです。

 

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