おじさまと猫漫画のネタバレと感想を書いてみました!


おじさまと猫漫画ネタバレ

ブサイクな猫としてペットショップでずっと売れ残っていた猫がいた。

もうだれも買い取ってくれないだろうと諦めかけていたが、ある日中年の男性が現れる。

彼が主人公である神田冬樹(カンダ フユキ)はその猫を飼い、「フクマル」と名付けて家に持ち帰った。

一人暮らしであったカンダはしっかりなついたフクマルと共に生活が始まる。

今まで動物とかは飼った経験のなかったカンダは初めはいろいろと問題が起こりますが、その中で大事な感情を思い出していく。

そして、フクマルのほうも今まで見捨てられてきた分カンダの愛情や優しさによって心がほっこりしていく。

カンダは亡くなった妻をフクマルは母の姿をそれぞれ思い出してしまうが、そんな中でも幸せを感じる一人と一匹。

カンダが猫を飼いだしてから徐々に仕事場や音楽教室でも自分をさらけ出すようになり、周りもその変化に気づき始める。

カンダは年と妻がなくなった精神状態によりコンサートでの発表が出来なくなっていった。

さらに音楽鑑賞することもできなくなったカンダは、フクマルが自分の支えとなっていることを再認識する。

その後、ピアノ以外の音楽鑑賞であれば発作などの症状が出ないことに気づく。

このようにカンダとフクマルが共に支えあい生きていくストーリーが展開されていく。

おじさまと猫漫画感想

この作品「おじさまと猫」は、妻を亡くしたおじいさんと売れ残った猫がお互いに支えあって生きていく漫画です。

私は今までバトルものなどの争っていく漫画ばかり読んでいたので、人の人生が描かれたストーリーであるこの作品はとても新鮮なものに感じました。

私も犬を実家で飼っているので、ペットに癒される気持ちが痛いほど伝わりました。

フクマルのように私の飼う犬も幸せを感じてくれていたらいいなと考えたりもしました。

私が伝えたいこの作品の魅力は2つあります。

一つ目は、飼い猫あるあるが面白いことです。

猫を飼っていない人もクスッと笑えるようなシーンがたくさんあるので見逃さないように注意してほしいです。

いつもかわいいフクマルからは目が離せません。

二つ目は、感動できるシーンがたくさんある点です。

カンダとフクマルが生活していく中で徐々に心を許していく姿は見ていてほっこりします。

片方が傷心であったり、壁にぶつかっているときに直接的でなくても助け合う姿には何回も感動させられました。

しかし、ただ同情して悲しくなるだけでなく、最後には心がほっこりするような感動を得ることが出来るので楽しく読んでいくことが出来ます。

とても面白いので是非読んでほしいと思っています。

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