屍鬼のネタバレと感想をまとめてみました!

屍鬼ネタバレ

15歳の主人公である清水恵はいつも通りお洒落な服をきて、モデルのように道を歩いていた。

どこにいても目立つ彼女に皆振り向いて声をかける。

昔からの付き合いである村の人々である。

彼女が住むこの場所は田んぼがたくさん見える田舎であった。

恵は生まれてからずっと育ったこの田舎の村が嫌いで、いつか必ず都会でか暮らすと心に決めていた。

彼女は二つのことが気になっていた。

高台に最近建てられた不思議な洋館と都会から転校してきた同級生である結城夏野である。

恵はいつもみたいに隠れて、夏野の部屋を眺めていた。

この村では今年の夏に4人が亡くなっていた。

それと同じ時期に4人が真夜中にその洋館に引っ越してきた。

都会の人々を想像させる上品な振る舞いであったが、心優しく温かい人々であった。

しかし、日が沈むまで村に顔を出さないという奇妙な習慣があった。

その引越してきた人を見るために洋館を進んでいく恵。

しかし、その夜に恵が家に帰ることはなかった。

心配した村人たちが山の中を捜索していると、衰弱した状態で寝ている恵が発見された。

その後少しずつ容体が悪くなっていった恵は数日後に亡くなってしまった。

果たして村に引っ越してきた人々はなんなのか、恵の身に何が起こったのか。

屍鬼感想

この作品「屍鬼」は、ある村に引っ越してきた人々をきっかけに奇妙な出来事が発生していきその謎を解いていく物語である。

私はこの作品のタイトルだけは知っていましたが、読む機会もなく、友達に紹介されて初めて読んでみました。

読んでみるとかなり面白いことを知りました!

物語序盤のごく普通の日常的なシーンからは想像もできないくらい、物語が進んでいくとシリアスな雰囲気となっていきます。

色々な謎がある中でそれが解明されていく面白さに惹かれました。

この作品の中で出てくる屍鬼という存在が1番の謎となっています。

屍鬼とは簡単にいうと吸血鬼のような存在です。

一般的に考えると人間に害をなす屍鬼は悪と思うかもしれませんが、決して完全に悪というわけでもないのです。

ここがこの作品で1番深いところであると思います。

作品の中でも屍鬼に対する考え方は人それぞれでそれによって対立したりもします。

人間と同じ生活をしたいのに、屍鬼というだけで悪とされるのは間違っているような気もします。

読者はその答えがないままそれぞれが考えていくことで、さらに深い面白さを感じることができると思います。

ただ読むだけでなく、考えさせられる作品としてとても面白いと思います!

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