バベルハイムの商人のネタバレ感想をまとめてみました。
バベルハイムの商人ネタバレ
とあるオークションでアンティーク金貨が売りに出された。
この金貨の価値を知るニューマンはこのアンティーク金貨を落札することに成功する。
そしてその後、ニューマンの目の前に悪魔と人間をつなげる役目を担う使者が現れる。
その使者は「バベルハイムへようこそ」と言った。
使者はニューマンに対して何を買いたいのかを尋ねる。
ニューマンは妻に永遠の若さと美貌を与えることを願う。
その願いを承った使者は悪魔に相談しに行く。
この願いをかなえるために悪魔は「天空の窓」という世界最大級のダイアモンドを送ることを決定する。
このダイアモンドを持っていると永遠の若さを保つことができ、手放せば死ねるというものであった。
使者はこのダイアモンドをニューマンに渡すときに注意事項も伝えた。
ダイアモンドを妻以外の人に見せてはいけないというものであった。
もし見せてしまったときは周りに悲劇が訪れるらしいのである。
軽く承諾したニューマンであったが、この約束は簡単に破られてしまう。
その夜に友人が屋敷を訪れ、いい気になったニューマンはそのダイアモンドを見せてしまうのである。
しかし何も起こることがなかったので、安心したニューマンはパーティーにきた全員にダイアモンドを見せてしまう。
バベルハイムの商人感想
この作品「バベルハイムの商人」は妻の永遠の美貌と若さを与えたいために悪魔と契約し不思議な能力を持ったダイアモンドをもらい、それによって様々な問題が発生するストーリーです。
全体的な設定を見ると神話のような印象を受けました。
絶対に関わってはいけない悪魔に頼ってしまうことで不幸になっていくというストーリーに初めから強い興味を持つことが出来ました。
私自身もかっこよくなりたい、とか世界一サッカーが上手くなりたいと思いこれが叶うなら悪魔でも何でも頼りたいと思ったことが何度もあります。
そんな誰でも一度は考えたことのある願いですが、この作品を読むと願いを叶えるにはその分犠牲を払う必要があると知りました。
一応ホラー漫画ですがそこまでホラーの要素が強くないので、ホラーが苦手な方でも読めると思います。
絵を見るとバトル漫画のような雰囲気もありますが、そんな要素はほとんどありません。
色々な要素がかみ合って新しい世界観が生まれている気がするので、とても面白かったです。
このような特定の人だけでなく、色々な人が楽しめる作品がもっと増えたらいいなと思います。
なので一度でいいのでこの作品を読んでほしいと思います。
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