5分後の世界（福田宏先生）のネタバレと感想を書いてみました！
5分後の世界ネタバレ
双子の兄弟で主人公である白綾大和と白綾裕人の二人は幼馴染の伊墨みちると３人でずっと一緒にいた。
そんなある日、大和は一度会った占い師から不思議な腕輪をもらう。
占い師が言うにはその腕輪にはある呪文を唱えることで未来に行くことができ、一度だけ現在に戻ることができる力があるという。
嘘っぽいと思いながらすぐに腕輪を使う大和。
するとその直後、大きな仏像が回りながら街を破壊する光景が大和の前に現れた。
現実とは思えないその世界は、大和がいた世界の5分後の世界であった。
殺されないために怯えながら仏像から逃げ惑う大和たちであったが、大和を守るためにみちるが犠牲となってしまった。
みちるは仏像を倒す方法を5分で考えて欲しいと大和に頼んで死んでしまう。
みちるの無念を晴らすために大和と裕人は仏像の弱点を見つけるために奮闘した。
しかし、仏像の弱みは一切見当たらなかった。
すると、そんな大和たちの前に冬川次郎という仏像の弱点を知るものに出会う。
彼の助けによってピンチを切り抜けることに成功する大和たち。
しかし、冬川の助けがあっても命の危機に瀕してしまう。
果たして大和たちはこの世界の中で生き残ることができるのであろうか。
5分後の世界感想
この作品「5分後の世界」は５分後にタイムスリープしてしまった大和たちが仏像が暴れる世界で生き残るストーリーです。
初めは絵を見て低めの年齢をターゲットにしたものと思っていましたが、読み進めていくと大人が楽しめる内容であることが分かりました。
絵とストーリーのギャップでまず驚きました。
細かな設定もしっかりしているし、何より話が単純に面白いです。
他のパニックホラー系の漫画だと途中で飽きてしまうことが多かったのですが、この作品は最後まで読むことが出来ました。
展開が早く飽きることなく、一気に読むことが出来ました。
しかし絵がかなりグロイので気を付けて苦手な方は気を付けて呼んだほうがいいかもしれません。
私が唯一気になってしまったのは、ストーリーの中に何度かある感動シーンが安っぽく感じることです。
心から感動できる瞬間があまりなかったのは少し残念な点です。
５分後にしか移動できず、大きく未来に行ったり、過去に行ったりはできないですがその分話に深みが出ていると感じました。
５分間でできることを最大限考える登場人物の必死さが伝わってきました。
とても面白いので是非読んでみてください。新しい面白さを感じれると思います。
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