完結済みの漫画を独自視点でランキングしてみました!
まずは、5位からどうぞ。
5位:妖狐×僕SS/藤原ここあ
男女問わず読んでほしい、メニアック満載漫画
妖を先祖に持つ先祖返りと呼ばれるキャラクターたちの、バトルあり、恋愛あり、性癖あり(?)な漫画です。
ストーリーが面白いのはもちろんのこと、魅力はキャラクターにあると思います。
個性が強すぎるキャラクターたちのマニアック(作中表現を用いるのであればメニアック)なこと!
男性は女性キャラクターの可愛さに、女性陣は男性キャラクターのカッコよさに、そして男女ともにキャラクター達の表情の豊かさにのたうち回ってください。
アニメも放映されていましたが、こちらは途中までしか描かれていないので、アニメを見た方も是非原作漫画を読んでください!
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4位:銀の匙/荒川弘
悩める中高生に特に勧めたい漫画No.1
自分の進路に絶望した八軒が進学先の高校に選んだのは農業高校。そこは普通の学校とは少し、いや、すごく変わったところで……!?
本作を読むと、いろいろなことを考えさせられます。命をいただくとはどういうことなのか、農家の抱える問題、そして自分の人生について。
「逃げてもいい」というのは、登場人物の言葉ですが、この言葉にはとても救われたような気がします。
進路に悩む中高生や、人生に行き詰まりを覚えた社会人にぜひ読んでほしいです。
ただ、本作は深夜に読むことをお勧めしない漫画No.1でもあります。豚丼、ソーセージ、ベーコン、チーズ……それらがとても美味しそうに描かれているので、深夜に読むととてもお腹がすきます。ご注意ください。
※「銀の匙」と検索♪
3位:鬼滅の刃/吾峠呼世晴
人の慈しさを教えてくれる大正鬼物語
2019年から社会現象を起こしている本作品。鬼にされた妹を人間に戻すべく、主人公・竈門炭治郎が鬼と戦う話です。
個性豊かなキャラクターなどが人気ですが、私はストーリーが何よりの魅力だと感じています。
兄と妹の深い絆を描いたエピソードや、元々鬼であった人間を慈しむ炭治郎の優しさを表現するエピソード等、心に残るお話が多々あります。
舞台が大正時代ということもあり、現代から考えると少し時代錯誤に見えるところもあるかもしれませんが、
読んでぜひ「やさしさ」について考えていただきたいと思い、3位に選びました。
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2位:櫻狩り/渡瀬悠宇
これは大正時代・本当にあったかもしれない家族のお話
『ふしぎ遊戯』などを代表作に持つ渡瀬悠宇先生の作品。
舞台は大正、ひょんなことから主人公・田神正嵩は書生として斎木蒼磨に仕えることになります。
蒼磨は見目美しく、男女問わず人気ですが、とても暗い過去を持っています。
正嵩という「普通の」少年と触れ、蒼磨は人の温かさを知りますが、突如悲劇が起こり、正嵩と蒼磨の関係は音をたてて崩れ始め――。
最後は人によってハッピーエンドかバッドエンドか分かれるところかと思いますが、美しいエンディングに変わりはありません。
全3巻。ぜひ二人の行方を見届けてほしいと思います。
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1位:春の呪い/小西明日翔
死んだ妹は残された姉に呪いをかけた――
小西明日翔先生の漫画『春の呪い』。主人公の夏美が、死んでしまった妹・春の婚約者である冬吾とお付き合いを始めるお話。
春と夏美と冬吾の三角関係に加えて、本作の見どころは姉妹が互いに抱えるリアルなコンプレックスの描写です。
夏美と春は全くタイプの違う性格で、快活な夏美、大人しく賢い春、どちらも互いに羨望を抱いている。
死んだ妹の婚約者と付き合うという非リアリティな設定の中に、リアルな設定が混じることで、とても共感性の高い作品になっています。
読後に残る『すっきり感』そして何故か感じる『ひっかかり』のようなものが、個人的に心地よかったために一位に選出しました。
※「春の呪い」と検索♪
いかがでしたでしょうか。
あくまで独自ランキングですので、好きに書かせていただきました。
とくに、1位の春の呪いはおすすめの作品ですので、是非、読んでくださいね。