チャットの可愛いイメージとは真逆の美喜男。
紬貴はそんな彼に怯えながらも、段々と惹かれていく。
Honey Maple more more sugarあらすじ(ネタバレ注意)
主人公の向井紬貴(むかいつむぎ)は、ゲイ専用のSNSで出会ったちぃたん☆とやりとりする仲。
ファンシーグッズに絞ったコミュニティでやり取りする2人、特に彼は紬貴が作ったファンシーグッズを見て神だと称えていた。
ある時、紬貴は彼にボイスチャットの申請を送る。
ここでは、通話を繋いでチャットエッチをすることも可能だからだ。
しかし、声は恥ずかしいからと文字でのやり取りのみの彼。
それでも、彼の責め方に紬貴は夢中になっていた。
それから、オフで会う約束を取り付けた紬貴。
ネットでの柔らかな印象とは違うからと困った様子の彼だったが、嫌がる素振りはなかった。
待ち合わせ場所で、声をかけられた紬貴。
可愛いファンシーグッズを作り、絵文字満載のチャットでやりとりする彼は、いかつい顔をした体格の良い長内美喜男(おさないみきお)だった。
すっかり怯えてしまう紬貴。
しかし、断ることもできずに、彼に案内されて店へ入る。
高そうな店、紬貴はずっと彼に睨まれている感じさえ受けていた。
そんな中、彼が手にしていたアタッシュケースを開ける。
渡したいもの、そう告げられて震える紬。
銃やナイフかもと怯えた紬貴だったが、中に入っていたものは…。
Honey Maple more more sugarを読んだ感想
コメディ要素もあり、すらすらと読めてしまうお話です。
じっくりタイプのお話ではなく、大事な場面でもちょっとクスッとさせられるので、疲れた時に読むとちょっと元気になれます。
いかつい顔で警察官の美喜男ですが、チャットでは顔文字いっぱいの可愛い印象です。
本人はそんな自分の顔にコンプレックスを持ってるみたいで、ゲイで少女趣味の自分に相手が見つかるのか、不安にも思っていました。
けど、このチャットでイメージを作っているのは紬貴も同じで。
可愛いものを生み出す紬貴。
けれど、それはわざと作ってるイメージで、そうやってセフレを作ったり、やるだけに近づいたり。どちらかと言えば美喜男の方がクリーンな印象です。
そんな自分に悩む紬貴の姿と、外見が先行して悩む美喜男がそれぞれ本心で話すシーンは、凄く印象的です。
えっちシーンに関しては、美喜男がまず凄くムキムキで良い体をしていて、ぐずぐずになる紬貴の姿を見ることができます。
力加減がちょっと苦手な美喜男が、たまーに無理をさせてるところも、見ていてドキドキします。
あとは大きさ的にも、紬貴の奥まで押し込まれていたり。
そんなシーンも最高なので、是非手に取って読んでいただきたいです。
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