月浦のタイプの顔立ちの越守。

ただその性格は散々で、気付けば組み敷かれていて。

抱きたくない理想の男あらすじ(ネタバレ注意)

主人公の月浦(つきうら)は編集者。

その日、担当漫画家と共に取材へ向かう。

相手は気難しいことで話題の演出家の越守だった。

取材へ向かうとまずは怒鳴り声。

越守が劇団員に対して声を荒げていた。

月浦のタイプの、黒髪で古風な顔立ちの綺麗な男。

月浦自体がクォーターであり、薄茶の髪と西洋風の顔立ち。

だからこそ、そんか黒髪で日本人らしい彼に惹かれた。

取材が始まって、月浦はやっぱり好みの顔だとじっくりと眺めてしまう。

それに気づいた越守。取材が終わるとメモを渡してきた。

翌日、メモに記されたホテルへと移動した月浦。

部屋では彼と女性が揉めているようだった。

インターフォンを鳴らすと見知らぬ女が出迎える。

しかしそんな彼女に、彼が恋人だから。

そう越守が告げ、月浦は唐突にキスをされる。

すっかり馬鹿にされたと女性は、月浦を殴るとそのまま部屋を出て行った。

女と別れるための口実にされた月浦。彼は悪気なさそうに、月浦の殴られた顔を見て笑う。

そんなひどい態度の彼を見て、期待していた自分を恥ずかしく思った月浦。

選ばれた基準もたまたま目についたからなだけで、彼に気に入られたわけではなかった。

一方、そんな月浦の様子を見ていた越守。下心あって来たのならと月浦を押し倒す。

お前だって俺とやりたいんだろ?そう告げられた月浦は…。

抱きたくない理想の男を読んだ感想

読んでいる中で、月浦や越守のほかにも名前が出てくるキャラが多いなぁと思ったら、こちらの作品は『童貞でリーマンで漫画家な俺がイケメン上司に迫られている件』という作品のスピンオフらしいです。

先にあちらを読んだ方がより楽しめると思います。

説明なく動き出すキャラが多いので、こちらからだと少し読みづらく思えます。

特に、越守の片想いの事情が分かり辛く、体だけの関係だったり、捨てられたり。

あっちのお話ベースで進む展開も多いので注意です。

さて、2人の初めてのえっちは主導権が越守で。

受け入れているのは越守のはずなのに、すっかりやられっぱなしの月浦が可愛いです。

行為にも全然余裕なさそうで、最後まで好き勝手されっぱなしでした。

月浦も越守もタチ同士なので、どちらが譲るのかなぁと読み進めていったのですが、やっぱり越守のほうですよね。

今回は最近のBL漫画には珍しく最終話まで、初えっちがもつれ込みます。

そんな展開にもドキドキさせられました。

越守が惚れた弱みで、月浦に体を許していて。

普段がツンツンしている彼なだけに、そうやってデレるシーンは見ていて最高でした。

やっと最後に心を通わせて、ラブラブになった2人なので、続編があればぜひ読んで楽しみたいです!

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