三上に呼び出されるたび、体を求められる玉緒。ある日、自分の思いに気付いて…。
三上くんのおもちゃあらすじ(ネタバレ注意)
菊池玉緒(きくちたまお)は三上直己(みかみなおき)と幼馴染。
模試が一位で、整った容姿から女子の人気も高い三上。
しかし、なにかと玉緒に声をかけ、別クラスとなっても彼に呼び出されて過ごす時間が増えていた。
そんな三上は、玉緒がクラスの子と仲良くしようとしても、すぐに断ってしまう。
友達が欲しい玉緒にとっては困ってしまう出来事であり、その日も邪魔をしないでと三上に声をかけた。
一方でそう告げられた三上。
どこか苛ついている様子で、玉緒に迫る。
また人気の少ない放課後の下駄箱で、玉緒はかれに壁際に追い詰められていた。
「今日うちで、俺の好きに犯らせてくれるならどく」
誰がくるかもわからない下駄箱でそう告げられた玉緒。
嫌だと断れば、この場でのキスを要求され、恥ずかしがりながらも玉緒は彼にキスをした。
しかし、彼は一度のキスでは終わらせず、壁際に押さえつけて、何度もキス繰り返してくる。
胸や下も触られ、すっかりと涙目になった玉緒。
ここでは嫌だからと彼と共に家に帰ることとするが、そんな2人の様子を、影で見ていたクラスメイトがいて…。
三上くんのおもちゃを読んだ感想
玉緒と三上は付き合っておらず、体だけ先行した関係で、どちらも両片思いなのが見ていてもどかしく、最高でした!
お話の中では三上の玉緒への執着が見えて、他のクラスメイトと仲良くしようとする彼を制して、空き教室に連れ込んだり、他の男に触られている玉緒に対して苛ついたりと、とにかくそんな三上の言動にドキドキさせられます。
特に、玉緒にデートに誘われたと思い、そわそわしていた三上。当日はクラスメイトもいて、不貞腐れて帰ってしまうシーンが特に印象的でした。
一方で玉緒も、自分の気持ちには気付いていない状態で、流されているだけの関係。
その中で目隠しされたり、縛られたり、おもちゃ入れたまま過ごさせたり、とにかく、三上に振り回されながらも、受け入れてしまう玉緒の可愛さが見えます。
ぐずぐずになって、自分から求め出すシーンは特に見ていて可愛いです。
そんな玉緒が、自分が三上を好きだって気持ちに気づくシーンは、見ていてもどかしく思えました。
好きだと気づいたことで混乱して泣いてしまっている玉緒に、三上が面倒くさいと告げて。
その後、気持ちを隠そうとする展開はもうドキドキなので、是非読んでいただきたいです。
また、馴れ初めのお話の中では、三上が玉緒に惹かれたきっかけなども描かれていて、当時から流されてばかりの玉緒が少し心配にもなります。
一方で、玉緒に対して体が先行してしまい、自分の気持ちに戸惑う三上の姿も見ていて魅力的なので、こちらも是非楽しんでもらえればと思います。
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