幽霊の姿で大槻の側へ向かう二ノ宮。

そのまま彼の体に触れたりと悪戯を始める。

僕は毎晩、変態リーマンに虐められていますあらすじ(ネタバレ注意)

無愛想で人付き合いが苦手な大槻(おおつき)は、よく会社でトラブルになりやすく、特に二ノ宮(にのみや)とは何度かぶつかっていた。

二ノ宮は仕事もできて、その見た目から周りの女子社員からも人気があり、そして…大槻もそんな彼に惹かれていた。

彼に惹かれるのに、どうしても距離は縮められない。大槻の悩みでもあった。

そんなある日、大槻の部屋でポルダーガイスト現象が起きて。

その夜は怯えて、眠れずに過ごした大槻。翌日、二ノ宮が霊感が強い話を聞く。

彼に助けを求めたいとは思うものの、なかなかきっかけを掴めない大槻だが、幽霊は翌日もやってきて。

ついには、寝ている大槻に性的に触れるまでに。

服を捲り上げられ胸を触られたり、顔を押さえつけられキスをしたような感覚まで。

そんなことに耐えきれなくなった大槻。縋るようにして二ノ宮を部屋に呼ぶことにする。

一方、二ノ宮は、いちいち突っかかってくる彼を鬱陶しく思いながらも、とあるきっかけから彼に惹かれていて。

幽霊に怯える大槻。二ノ宮はえっちなことをしていると幽霊が近寄らないからと告げて…。

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僕は毎晩、変態リーマンに虐められていますを読んだ感想

幽霊というより、二ノ宮が幽体離脱できるという特異体質ののお話なのですが。

幽霊の状態で物に触れたり出来るってすごくえっちな設定ですよね。

大槻に関しては、二ノ宮と付き合うことで段々と性格に柔らかさとか色気が出てきます。

今は不器用なのと無愛想なので勘違いされていますが、少しずつ周りに、大槻に興味がある人が出てくる状態です。

二ノ宮にとってはそれが不安で、無愛想でいてくださいと大槻にお願いするシーンには笑ってしまいました。

今回のお話で、1番印象的だったのは、大槻が酔って寝てしまった拍子に、上司である松本(まつもと)に触れられてしまうシーン。

記憶が朧げだから、それを二ノ宮の幽霊の仕業だと勘違いしているんですよね。

それを知った二ノ宮が、嫉妬で怒ってしまうシーンはハラハラしながらも、彼の想いがわかって最高です。

お尻ぺんぺんされながら、怒られたことで泣いちゃう大槻の姿も可愛いなぁと思えました。

その後の二ノ宮が松本に文句を言いにいく場面があるのですが、こちらはぜひ読んで楽しんでいただければと思います。

松本が実は大槻を狙っていた設定にはドキドキです。

お話は終始、嫉妬で大変そうな二ノ宮の姿が見れます。弟だったり、高校時代の先輩だったり。

とにかく、余裕がない二ノ宮。

大槻はそんな彼に虐められたり、責められたり。そんな2人の姿が楽しめるお話でした。

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