国会議員として働く悟は、実はSMクラブで虐げられながら抱かれていた。

悪魔と政治家のプレイルームあらすじ(ネタバレ注意)

都蜂悟(つほうさとる)は議員として、日々の仕事をこなしていた。

秘書は天宮(あまみや)。

細かいところまで気がつく有能な秘書だった。

そんな悟だが、通っている場所があった。

会員制のSMクラブ。悟は誰かに虐げられることで、自分自身を満たしていた。

その日、案内されたのはキョウと呼ばれる悟とは10も若い男。

プレイの内容も、悟にとっては満足いくものだった。

鞭で打たれ、蝋燭が垂らされる。

散々傷つけられた後、彼に犯されたままで悟は意識を失った。

朝目覚めると、そこはまだクラブで。

昨日は意識を失ったことから、そのままプレイルームの横に泊まっていたのだ。

そんな時、プレイルームから物音。

昨日の男であるキョウが、バレエを踊っていた。

その様子に見惚れた悟。

自然に高揚してしまう。

一方で、そんな悟を見つけたキョウは、彼に求められ、時間外ながらも彼に触れた。

プレイ時の作っている自分ではなく、普段の自分の姿を見て反応を示してくれた悟に恥ずかしさを感じていた。

互いに果てた後にドアからはノック音。そこには天宮が何食わぬ顔で立っていて…。

悪魔と政治家のプレイルームを読んだ感想

利用しているサイトのおすすめに出てきたことで手に取った作品ですが、中身は結構激し目なSMプレイのシーンが多くて驚きました。

鞭だったり、蝋燭だったり、拘束具だったり見ていてドキドキさせられるものばかりです。

もしかしたら苦手な方もいるかもしれませんが、我慢できないほどに痛そうな描写とか、傷つけられる描写があるわけではないので、そこは安心していただければと思います。

また、悟に関してはどんなことをされても、いつも気持ちよさそうな顔をしていて。

普段は国会議員として真面目に仕事をこなす彼だからこそ、そんなギャップが素敵でした。

秘書の天宮との関係も、設定として作り込まれていて、読んでいてハラハラさせられる展開があります。

お話の中では天宮に惹かれる悟と、義理の父でありオーナーの水野に惹かれる杏(きょう)の図で、それぞれの想いが交差する展開は見ていて最高でした。

今回、書き下ろしがあるのですが、その後の2人の関係をもっと掘り下げた内容で、えっちの内容としても悟の方が積極的だったりと、見ていて楽しめる部分が多いです。

ただ、やっぱり表紙のイラストやSMって大きく書かれた帯なんか見ると手を出しづらいですよね。

これは電子書籍でこっそり読むのが一番楽しめるような気がします。

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