将棋は口実。

会いにくる理由が欲しかったのだと、ダニエルは笑いかける。

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JAPANESE CHESSあらすじ(ネタバレ注意)

将棋教室を開く香田大和(こうだやまと)の店に現れた、ダニエル・スミス。

彼は毎日仕事終わりにこの場所を訪れていた。

ふらりとお店に立ち寄った彼が興味を示した将棋。

JAPANESE CHESS(日本版チェス)だと告げられ納得したダニエルは、大和にその手解きを受けたことから、それ以来、ずっと顔を出していた。

ある時、詰将棋で練習しましょうと告げられたダニエル。

会社で問題を解いていたところ、同僚に声をかけられる。

そこで大和がプロの棋士だと知ったダニエルだったが、サイトで調べてみると4年前に引退していた。

彼の店にやってきたダニエル。大和が月成清二(つきなりせいじ)と関係を持っていたこと、またそんな噂が出たことで彼が棋士を辞めたということを人づてに聞く。

自分の過去を明かされ表情を固くする大和。

一方で、ダニエルはそんな彼に、自分にもチャンスがあるのでは?と告げた。

そもそも将棋は口実。

彼が大和の元を訪れていたのは、関係をもちたいと考えていたからだ。

恋人になってほしいと大和に告げるダニエル。

そのまま店でキスをするのだが、彼を止め、店を閉めてからならと告げる大和。

店の裏、大和の家へと移動する2人。

そのままベッドで…。

JAPANESE CHESSを読んだ感想

気付かず読んでしまいました、これ1巻です!

お話はまだ続くようです。

すごい気になるところで終わってしまうので、次回にも期待できるかと思います。

すごくダニエルの表情が鋭かったり、怖いなぁとも思ったのですが、調べたら日本人じゃない作者の方が書かれてるんじゃないかとのコメントもあって。

定かじゃないのですが、でも内容はがっつり将棋の対局が描かれていたり、今の手はどうだったなどと、正直、少し流し読みしてしまいました。

教本みたいなんですよね。

ただ、ストーリーは気になる展開で。

大和の元恋人だという月成に合わせまいと動くダニエルは、見ていてハラハラさせられます。

そんな月成、なかなか顔を見せてくれなくて。

作者さんの手法なんでしょうが、わざと見切れさせたり、首が下ばかり描いていて。

そんな月成が、最後顔を見せたシーンはドキドキです。

それも泣いてる姿で、すごく惹きつけられました。

キャラに関しては、思ったよりも積極的な大和ギャップにも惹かれます。

奥手そうに見えて、結構すんなりダニエルと関係を持ったりするんですよね。
そんなえっちシーンも、見どころです!

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