レンタル彼氏としてなら恋愛しても良いと、元恋人の春に声をかけられる。
その恋、指名します―レンタル彼氏が元カレでした―あらすじ(ネタバレ注意)
広瀬貴臣は女性からの人気はあるものの、付き合ったとしても長続きできない。
そんな様子に忘れられない人がいるんじゃないか、そう飲みの席で声をかけられた貴臣。
その時は笑って流したものの、実際、7年もの間、未練を持ち続けている相手がいた。
そんなとき、ふと目にした男性の出張恋人サイトの広告。
そこに、かつて付き合った颯馬春が副社長として勤めているようだった。
当時は訳もわからず振られてしまったことで、いまだに忘れられない彼の存在。
指名キャストとして、彼の名前を提示した貴臣。
彼との再会を望んでいた。
一方で、運営サイドでは問題が起きていて。
春は本来は裏方であり、キャストの仕事はしないのだが、事務担当の新人が、金額が弾んでいたのでと、貴臣の予約を通してしまう。
社長の輝一はそれを聞いて声を荒げた。
春の過去から、客を相手にすることで問題が起きる場合もあるからである。
しかし春。
予約を受けたのならと指定された場所に向かう。
だがそこで、客が貴臣だと知り、顔を引き攣らせた。
初対面で通そうと貴臣に声をかける春に、貴臣はもう一度やり直したいという意味で、彼に「俺と恋愛しませんか?」と告げる。
だが、急用を思い出したとその場を去ってしまう春。
貴臣はそんな彼を引き止められないでいた。
その日の夜、急に貴臣の家を訪れた春。
昼間のことを謝罪して。
そして、レンタル彼氏でよければと、告げてきて…。
その恋、指名します―レンタル彼氏が元カレでした―を読んだ感想
配信されているサイトで、ランキング上位にあった作品なのですが、これページ数51pしかなくて。
そのせいかお話自体は、駆け足でどんどん進んでいってしまいます。
原作と作画がそれぞれ別でいて書いている作品みたいなので、余計に勿体無いなぁと感じました。
でも設定にはドキドキです。
急に連絡つかなくなった元彼の春に、レンタル彼氏としてでも良いから恋愛しようと告げて。
そんな春の過去は結構暗くて、そんな彼を現在のレンタル彼氏会社の代表である輝一が支えている状態です。
この輝一、春に惹かれてて。
けれどそんな気持ちは隠して彼の力になっていたり。
そんな展開はもっとじっくり読みたいなぁと思えました。
どこかでスピンオフなど期待しています!
今回、ちいさな花を象ったピアスがキーポイントになってくるのですが、すごく女の子っぽいなと感じていて。
お話のはじめで、貴臣が元恋人を思いながら触れていたシーンでは、もしかして忘れられない相手は女性なのかな、なんて思いましたが、後々出てくる春を見て納得しました。
この春、凄く可愛い子で、表紙なんか見るとまるでTLのようです。
そんな春と貴臣の短いお話ですが、中身は詰まっていますので気になった方へ是非!
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