「すごくいじめたくなる顔してる」そう司に囁かれ、イかされてしまった桜は…。
ひねくれさくらに恋が咲くあらすじ(ネタバレ注意)
昔から、誰にだってモテていた染井桜(そめいさくら)。
容姿も良く、自分でも自信があった彼。
しかし、高校時代に自分よりもイケメンの雪平司(ゆきひらつかさ)と出会い、惹かれてしまう。
大学までは追いかけたものの、声をかける勇気はない桜。
いつもなら、側に座ったり、近くを歩いているだけで気にされる自分の容姿。
しかし、彼の側をどれだけ機会を作ってアピールしてみようとも、彼が自分に惹かれた様子もなければ、いざ話しかけられそうになったタイミングになると、逆に桜の方が綺麗な彼の顔に怖気付いて逃げてしまう。
そんなとき、廊下で彼とぶつかってしまう桜。
目の前にある彼の顔にすっかり言葉を無くしてしまい、走って逃げてしまう。
自宅に帰ってからも忘れられず、桜は彼を想って抱かれている想像をしては、反応してしまったことに罪悪感を抱いていた。
翌日、司が美人の女性に告白されたと聞いた桜。
もしかしたら、付き合ってしまうかもしれないと慌てているうちに、彼の手を掴んでしまう。
驚く司。
しかし、後には引けずそのまま彼を空き教室へ連れ出した桜は、勢いのままに行動してしまった自分を後悔しながらも、ずっと近くにある彼の顔に見惚れ。
そしてそのままキスをしてしまい…。
ひねくれさくらに恋が咲くを読んだ感想
ギャップがあり、桜の前で意地悪になる司と、そんな彼に振り回されながらぐずぐずにさせられる桜の関係は見ていてドキドキさせられます。
お話は、桜と司それぞれの友人である国春(くにはる)との国春→桜→司の三角関係で。
特に、国春が司に振り回されている桜を見て、「俺じゃダメ?」なんて告白するシーンはドキドキです。
普段はオネェで、アタシって1人称の国春ですから、余計にドキドキさせられます。
そんな中、司のことを悪く言った国春が振られて、もうこのシーンはハラハラされられっぱなしで、ぜひ読んで楽しんでもらえればと思います。
高校時代からずっと片想いしていた国春なだけに、見ていて胸が痛いです。
2人のえっちシーンは、外だったり校舎だったりが多く、すごく読んでいる私の方が人目が気になってドキドキでした。
そんな彼らですが、司がなかなか最後まで手を出さず、そのせいか終盤の初えっちのシーンはボリュームいっぱいに書かれていますので是非!
そうして最後、特典ペーパーで明かされる、実は最後まで司が手を出さなかった理由には驚かされました。
電子版で読まれる方には収録されていると思いますので、こちらも是非是非楽しんでもらえればと思います!
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