友達でいたいと話す実咲。
そのままでいいからと言いながら、晴真は彼を押し倒す。
終わらない友情と片恋論あらすじ(ネタバレ注意)
生島晴真(いくしまはるま)は大学時代からの友人である、桝上実咲(ますがみみさき)に片想いをしていた。
彼氏を作っては、振られるたびに晴真の元へ転がり込んでくる彼。
数ヶ月おきにコロコロと相手が変わる実咲。
しかし、彼にとってはどれも本気で、けれどうまくいかないのだ。
ある日のこと、前日に転がり込んできた実咲の酒盛りに付き合ううちに、すっかり眠ってしまった晴真。
寝ぼけたまま起き上がったところ、彼の足につまづいて覆い被さってしまうことに。
実咲はそんな晴真の衝撃で目が覚め、酒が回った思考のまま、彼にキスをする。
その後、すぐにキスした相手が晴真だと気付いた実咲。
しかし、慌てることなく、実咲は春馬の体を捕まえると、そのまま彼に跨る形へと体を動かす。
晴真の体を弄る実咲。
晴真はすっかりされるがままで、彼によって下着を下げられ咥えられる。
結局、実咲によって襲われる形になった晴真だったが、余裕そうな実咲の表情に苛立ちを覚え、彼を押し倒す。
誰にだって本気だと話していた彼。そのくせこうも簡単に体を開く彼に、晴真の心は冷えていて…?
終わらない友情と片恋論を読んだ感想
友達は終わりがない関係だからと、必死に晴真への気持ちを押し込んで、彼と友達でいようとする実咲。
一方で、大学時代から、ずっと実咲に片想いをしている晴真のやりとりは、見ていてハラハラさせられました。
中盤はそんなやり取りをしながらの、2人のえっちシーンがあって、もう是非是非、読んで楽しんでいただきたいです。
中でも印象的だったのは、実咲が晴真の家に居候することになって、その際、掃除や食事の用意など積極的に始めて。
いちいち口うるさい実咲と、そんな彼に世話されて仕事がうまくいき出した晴真。
そんな関係も見ていて良いなぁと思いました。
実咲は、実際に昔の男たちにもいちいち細かく、母親みたい、重いと振られた経験があるようなのですが、晴真はあまり気にせず。
そうやって上手くハマっていく関係に、実咲の方がすっかり惹かれていって。
一方で晴真の方も、彼に好かれるよう体を鍛えていたり、フラフラする彼を捕まえにいったり、迎えにいったり。
気付けばすぐに消えてしまいそうな実咲なので、嫉妬全開の晴真の姿も是非、楽しんでください。
友達の関係を辞めたくないと話す実咲。それにだったら友達でも良い。だけどえっちはする。なんて結論づける晴真。
結局、両思いってよりは友人として、最も近い形でお話が終わってしまった2人。
続編があったら、期待したいなぁと思えるお話でした。
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