めぐみとつぐみ漫画のネタバレと感想を書いてみました!
めぐみとつぐみ漫画あらすじ(ネタバレ注意)
ある日マスク姿に鉄パイプを持った男に仲間が襲われたと聞き、つぐみ(Ω)を呼び出した、恵(α)。
つぐみを呼び出すとヒート真っ最中で、抑制剤も気合でなんとかする(から使わない)という回答。
αが性欲だけでΩを犯すのを良しとしないという考えをもつ恵は、仲間から無理やりつぐみを引きはがし、つぐみに自分の抑制剤を渡し、家で打つように言います。
恵が今まであったαと違うと感じたつぐみは、恵を潰そうと考えます。
タイマンを張るために恵を呼び出したつぐみは、喧嘩中に事故でキスをしてしまいます。
ヒート中も頭から恵のことが離れないとキレて去っていくつぐみ。
そんなつぐみの捨て台詞から、自分もつぐみで抜けてしまうと気づいた恵でした。
ことあるごとに顔を貸せと学校までやってくるつぐみをあしらう毎日でしたが、ある日二人でいる時に他校の生徒たちに絡まれてしまいます。
つぐみを連れて体育館に逃げた恵は、外から施錠をされてしまったことに気付きます。
そのとき、つぐみが不定期なヒートを発動してしまいます。
つぐみにαはΩとやりたいだけだと言われ、お互いの気持ちがないといけない。
αとΩの仕組みは大切な人と結ばれるためのものであると告げる恵でした。
めぐみとつぐみを読んだ感想
よくあるオメガバースの設定ですが、αである恵がきちんと自分の意志を持っていて、αの性欲・感情に左右されないように努力している姿が良いです。
あとから判明するのですが、本人自身もα同士の親の子供ではありますが、実際はαの父親がΩに孕ませた子供でした。
そのため、αとΩの関係はお互いを思いやる、対等なものでなくてはならないという考えを持っており、つぐみに対してもきちんとその考えを貫こうとします。
反対につぐみの両親はαとΩの男同士のカップルなのですが、つぐみには妹もいて幸せな家庭を築いており、恵の考えるお互いを思いやった対等な関係というものにあたります。
私自身はオメガバースは対等な関係でないことが多いため、あまり好きではないのですが、本作は対等な関係でお互いを認め合ったうえで一緒になるので読んでいて安心感がありました。
また、私が簡単に相手のうなじを噛んで番になるオメガバースがあまり好きではないのですが、1巻では曝け出されたつぐみのうなじを見てもまあいいかと噛まずに終わるシーンがとても良いです。
ヒート中でも気合でヒートは治る、薬は使わないと気軽に行動するΩのつぐみですが、なぜそんなにフェロモンをばらまくのだろうと思っていたら、ただ単に子供の時に薬の副作用で体調を悪くしたからという子供のような理由には笑いました。
結局本編では一度も薬を飲まず、恵だけが頑張って抑制剤を飲むという結果でした。
ヒート中ではない、ただの性欲でつぐみを触ろうとしたときには普通に止められて四の字固めをされていたので、今後も対等な関係を築いていけるだろうなと思えるオチだったのでよかったです。
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