律のことが好きだと気づいた灯。
告白するからと宣言をして…
花咲く恋がふってくるあらすじ(ネタバレ注意)
宮永灯(みやながともる)は学生で少女漫画家。
しかし、その正体を周りには明かさずにいて、ペンネームも妹の名前である森あかりにしていた。
ある日のこと。
校舎から落ちてきた新田律(にったりつ)を助けたことで、灯は腕に小さな切り傷を作り、彼に治療してもらう。
綺麗な顔をしている律。
お詫びになんでもすると話す彼に、灯は彼を家に呼ぶことにした。
律にしてもらいたかったのは、灯が書いている漫画の台詞を考えることで。
律の姿が、灯の描いている漫画のライバル役の子に似ていたからだった。
一方でずっと前から、灯のことを気にしていた律。
彼の部屋に呼ばれ、会話をしている中で、やっぱり彼が好きだと気づいてキスしてしまう。
しかし、律のキスはキャラになりきってしてしまったことだろうと全く気にしていない灯。
元々鈍感なのもあるが、律の想いには全く気付かない。
そんな中、漫画の参考にと誰もいない教室で台詞を考える2人。
そんな灯に律は自分のことを意識させようと、ヒロインになりきった方が良いなんて声をかけてから。
彼を机に押し付け、キスをして…。
花咲く恋がふってくるを読んだ感想
少女漫画家なのに、自分の恋には鈍感で。
そんな灯のピュアな気持ちが楽しめるお話です。
律への気持ちに気付いてから、自分の少女漫画を読んで、そうそうこんな気持ちだなんて、納得するシーンは可愛いなぁと思えました。
全体的なお話の流れ少女漫画に近いと思います。
好きだと気づいて→告白して→看病やデートイベントなんてベタな展開は、安心して見られました。
個人的には脇役とか、当て馬役とかが好きなのですが、今回の作品は律と灯が中心のお話で。
そこはちょっと寂しいなとは思ったのですが、全体的には2人の甘々なシーンも多いので、そんなところは楽しめるかなぁと思います。
特に、灯からキスをして、けれど歯が当たって失敗しちゃうシーンなんかは本当に甘々でした。
是非、そんな展開は読んで楽しんでもらいたいなと思います。
もちろんえっちシーンも可愛いやりとりが多くて。
灯がいつもより色っぽい顔をしているところにもドキドキです。そんな灯に律も余裕をなくしています!
書き下ろしは灯の体についてのお話で。
インドアな仕事をしている癖に意外に体が締まっている灯を、律が触って眺めているのですが。
これ、まさに中に挿入されている状態で。
焦らされている灯が可愛くて、是非是非おすすめのシーンです。
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