本当の親友はもっとすごいことしてるなんて、玲に瑞樹は押し倒されて…
夏より青くあらすじ(ネタバレ注意)
夏川瑞樹(なつかわみずき)は運動神経が良く、高校の部活でもあちこちから助っ人に呼ばれている。
しかし、クラスの中にいる仲の良いグループはいても、ただ輪の中にいるだけで、深い付き合いではない。
そんなことを瑞樹自身は気にしており、誰とでも仲良くできるものの、親友ができたことは今までなかった。
プリントを置くために、保健室へ向かう瑞樹。
そこで、外国人のような顔立ちの男と出会う。
彼は同じクラスの唄海玲(うたみれい)であり、病弱で学校に来れないと噂の男だった。
彼に微笑まれドキドキする瑞樹だが、そう口にすると、彼は顔を近づけてきてお前の方が可愛い顔してるよなんて伝えてくる。
冗談だと笑う彼のペースに巻き込まれて、顔を赤くする瑞樹。
以来保健室に通い、親友として玲と会話するようになる。
そんなある日のこと。
落ちた消しゴムを拾おうとして、指が触れる2人。
恥ずかしがる瑞樹に、玲はふざけてキスをはさてくる。
しかし、本当の親友はもっとすごいことをしてるなんていう玲はそのまま、瑞樹を保健室のベッドに誘って…。
夏より青くを読んだ感想
表紙を見た感じ、のんびり読める作品かなとおもったら、玲が結構積極的で。
出会ってそれほどしないうちに、瑞樹をベッドに連れ込んで服を脱がせてキスをしたり、お互いのものを擦り合わせたりと、凄くドキドキする展開です。
それも、玲は結構重い病気を抱えているようで、薬を結構な数飲んでいたり、病院に定期的に通わなきゃいけなかったりと、最後にどうなってしまうのかソワソワしながら読んでいました。
最終的に、玲の病気については曖昧な感じでお話が終わってしまったため、お話の評価もちょっと低いのですが。
それでも幸せな状態で終わるお話なので、生死に関わるお話が苦手だなって思う方にはおすすめです。
瑞樹も医者を目指すと決めたようですし、良いふうに考えれば、瑞樹によってもしかしたら玲が助けられる未来もあるかも知れません。
積極的に押し倒したり、えっちをしたりと行動する玲ですが、ふと幸せすぎて泣きたくなるなんて泣いちゃうシーンは切ないです。
玲には長生きしてほしいなあと思います。
ちなみに、そんな病気の玲ですが、えっちシーンは激しめでそんなギャップに心配になりながらも、ドキドキさせられます!
書き下ろしもえっちシーン含め、幸せそうに過ごす2人のシーンです。
特典ペーパーなんかでは、玲が瑞樹をからかったりと、最後まで楽しめる内容かなと思います。
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