入室ノックは忘れずにを読んだ感想とあらすじネタバレ、見どころを書いてみました!
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入室ノックは忘れずにあらすじ
仁木悠一(にきゆういち)は腐男子。
ですが、寮の相部屋に住んでいるため、いつもバレるかもしれないとドキドキしていました。
そうして、同室の矢澤颯太(やざわそうた)は、ノックをするように言っても、たまに忘れて入ってくるのです。
そんなことからBL本を隠すのにも苦労していた仁木。
ある日のことです。
仁木がイヤホンをしてBL漫画の朗読CDを聴いていると彼がやってきて。
ぐずぐずと泣いている仁木。
すると帰宅した矢澤が心配して仁木に触れて、驚いた仁木はうっかりイヤホンを抜いてしまうのです。
イヤホンが抜けて、ちょうど濡れ場だったシーンでは喘ぎ声が漏れて。
そうして焦っている間に、彼に隠していた漫画を見られてしまうのです。
腐男子だと知られた仁木。
ついその場から逃げるように部屋を出た仁木ですが、矢澤は仁木が置いて行ったその漫画を読んでいたようで。
BLを読んで感動している彼。
体が大きいのに、そう涙ぐんでいる矢澤のことが仁木のツボにハマって…。
そんなある日のこと。
あんなやりとりがあって、少しだけ矢沢との距離が縮まった仁木ですが、矢澤に頼まれ、彼の収納を空けると使いかけのコンドームを発見します。
もしかしたら、彼女がいるのかもしれないと考えた仁木。
しかし、彼は自分の自慰に使うのだと話してきて。
そんな話を聞きながら恥ずかしく思えた仁木でしたが、突然彼に腕を引かれ、キスをされてしまいます。
「遊ぶつもりはないよ」と、そう至近距離で言われてしまった仁木は、彼が、自分の好きなBLのタイプである、少し強引な攻めに思えて…。
入室ノックは忘れずにネタバレ
それ以来、BL漫画を読んでも、矢澤とのキスばかり思い出してしまう仁木。
「遊ぶつもりもない」なんて彼の言葉にも悩んでいました。
そんな仁木ですが、実は過去に友達にBL本を見せてホモだといじめられたことがあり。
矢澤とのことも、これ以上近づけば自分はホモになってしまうかもと悩んでいました。
BLが好きな腐男子であって、ホモではない。
それは仁木なりの線引きだったのです。
しかし、仁木はキスをしてくる矢澤を拒めないでいて。
そうして段々と、矢澤のことを意識するようになるのです…。
そんな中、矢澤キスするようになって1ヶ月が過ぎて。
しかし、キス以上には進まず、そんな雰囲気になると、矢澤はわざとらしくその場から逃げていくのです。
1人考え込む仁木。
いつしか、キスだけでは物足りないと、頭を抱えていました。
そうして、寮では連休に入り、多くの生徒が帰宅することとなりました。
たまたまバイトや部活で残った仁木と矢澤。
そんな夜のことでした。
仁木は彼に自分からキスするように告げられたのです。
勇気を出して矢澤にキスをする仁木。
そうして、キスだけでは終われなくなった仁木は、彼の下着を下げます。
慌てた様子の彼。
仁木は無理矢理、彼のものを挿れようと乗っかったものの、漫画のようにはうまく行かず、想像以上の痛みがあって。
結局大きな声を出した矢澤によって止められてしまいます。
キスだけでは堪えきれなかった仁木。
一方で、矢澤も壁は薄く、人の出入りも多い寮の部屋では、抱けないと思っていたのです。
ですが、今日は帰宅している生徒も多く、準備をしていて。
仁木の気持ちを知って、両思いだと気付いた2人は、そのままえっちをすることにして…。
『コンプレックス•リサイクル』 スピンオフ
滝川忍(たきがわしのぶ)と徳永将紀(とくながまさき)はルームメイト。
そんな滝川は、幼いときのくせから徳永の布団に潜り込む癖がありました。
そんなことからよくトラブルとなる2人。
ある日のことです。
滝川が未だ、自慰をしたことがないと聞いた徳永は、ついてワヤ出してしまうのです。
それ以来、徳永には避けられていたものの、ある日、ふといつもの癖で布団に潜り込んでくる彼。
そうして、そんな徳永は恥ずかしそうに、「自分ですると、うまくできない」なんて告げてきて…。
入室ノックは忘れずに見どころ
とにかく、最後までバタバタしてる仁木が可愛いなぁと思える作品でした。
自分は漫画みたいに、恋愛なんて…って考えている仁木が結局抱かれるまでになるって、展開も良いですよね?
ただの腐男子だったのが、結局えっちしちゃう関係までになるのが、凄く面白い展開でした!!
それから、仁木は矢澤と今後どうして良いかわからないってことが起きると、毎回、同僚の子に。
「攻めがキス以上してこなくなって、そこからどうしていいかわかんなくなって。そんな2人が結ばれるBLを教えて」みたいに聞きに行くんですよね。
そこで、自分の境遇に似たBL漫画を教えてもらって、漫画を見ながら勉強する。
そんな展開がものすごく可愛くて。
是非、おすすめのシーンです。
スピンオフの、本編の隣人のお話もおすすめです。
本編でもちょこちょこ出てきて、気になっていた徳永なのですが。
そんな彼が、同室の滝川に手を出してしまう展開で、ケンカップルなところもあり、凄く微笑ましいです。
そんなお話も、是非読んで楽しんでください。
入室ノックは忘れずにを読んだ感想
今回、作品で1番、印象的だったのは、仁木が矢澤の下着を下ろして「無修正だ」なんて思っちゃうシーンですね。
普段のBL漫画では性器は白抜きなので、そんな台詞が出たのだとは思うのですが、ついつい自分にもついてるじゃんと笑ってしまいました。
やっぱり、他人の性器を触るってそれだけ未知なことなんだなぁと思えるシーンでした!
ちなみに、今回特典で収録されていたお話もすごく面白くて。
矢澤が仁木に「挿れたくないの?」って聞いちゃうんですよね。
そんな仁木の台詞が、「矢澤受けはありだけど、仁木攻めはない」なんて言っていて、激しく同意できました。
たしかに、仁木攻めの様子ってなかなか浮かばないですよね。
頑張ってる姿は可愛いなぁと思うけど、やっぱり仁木は抱かれている姿の方が似合います。
一方で矢澤が抱かれる姿はめちゃめちゃ見たいですね。
なんなら、モブ×矢澤も好きなのですが、もうこれは凄く個人的な感想です。
それから、こちらの作品は続編もあって。
全部で5巻まで今は発売されているようですね。
仁木と矢澤のカップルの他、隣人の2人のカップル。
そして、寮長まで!?
今回、隣人のお話でちょこちょこ出てきた寮長がメインになるなんて楽しみですね!
5巻までだとたっぷり楽しめそうで、私も是非最後まで読んでみたいなぁと思います!
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