発情誘発剤を飲まされた司は、あたりにフェロモンをだして、男たちを誘ってしまい…

陥落アルファ ―エニグマ:第4のバースあらすじ

オメガバースの世界でのお話。

久我司(くがつかさ)は有名財閥の三男で。その地位を使って好き勝手していた司。

あるとき、参加していたパーティで同じく有名財閥の天羽と知り合う。
未だ世間知らずなのか、おどおどとした彼。

司はそんな彼を顔見知りへと案内した後に、大人の付き合いだからと美女を連れて部屋へ移動するよう彼に促したのだが…。

気づけば裸にされ、ベッドに縛り付けられていた司。
記憶があるのは、天羽に1人では…と言われ部屋で美女達と酒を飲んでいたところまでで。

すると目の前の彼は猫を被っていたのか、いきなり気の強そうな男へと変わり。
天羽になりすましていた雨宮東吾(あまみやとうご)は司の体を犯そうとする。

しかし、彼に襲われそうになっても司は落ち着いていた。
αである限り、男に抱かれることなんてありえないからである。

だが、突然、司は体の自由が効かなくなり、体から力が抜けていく。
そうして彼に触れられた場所から、体が熱くなっていくのだ。

混乱する司だが、彼に抱かれるつもりはないと、睨みつける。

しかし、体は彼に触られるたび、気持ち良さに震え、そして、司の後ろも目の前の男に反応して濡れてきており…。

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陥落アルファ ―エニグマ:第4のバース感想

お話はオメガバースの設定に、作者さん独自のエニグマという性別があって。
アルファのさらに上の、エニグマである希少な性別の東吾(とうご)が、司を抱くことで彼をアルファからオメガへと性別を変えさせます。

この設定がすごく面白くて!
また、エニグマである東吾の過去も、結構複雑で。
実は幼い頃から司のことを片想いしているんですよね。

そんな展開は本当にドキドキしました!
是非、読んで楽しんでいただければと思います。

それから、司をオメガにするよう動いていた黒幕は、司の兄に当たる巧で。

オメガになった司を罠に嵌めようとするのですが、この展開が本当にハラハラして。
そうして、東吾が助けに来たシーンは、もうめちゃめちゃおすすめです!

発情誘発剤を飲まされた司が、あたりのアルファを惹きつける甘い香りを漏らしてしまい…なんて展開は、是非是非読んで楽しんでください!

オメガバースなだけあり、えっちシーンはやっぱり凄くえろくて。
オメガになった司は後ろも濡れちゃいますし、東吾に抱かれてぐずぐずにされてしまいます。

それから、最後に両思いになった2人ですが、赤ちゃんが産まれたような描写があって!
妊娠、出産はオメガバース設定の面白さですよね!
もうドキドキでした!

私は分冊版で読んだのですが、単行本版だと書き下ろしなどもあるので、そちらの方がおすすめだと思います。特典ペーパーなども、電子であれば収録されているので、気になる方は調べてみてください!

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