ランウェイの行方を知りたいかを全巻読んだ感想とネタバレをご紹介します!
ランウェイの行方を知りたいかあらすじ
大学生の波野彦一(なみのひこいち)は、同じ読者モデルの多田明良(ただあきら)と恋人同士です。
そうしてそのことは公表していて、読者にも付き合っていることを受け入れられている波野と多田。
しかし、付き合って半年経ってもキス以上の関係には進めずにいました。
というのも、多田はいくら周りで猥談をしようとも、えっちな話題を振られようとも純粋で、鈍すぎる彼には気づかれないのです。
そんなことから、ピュアな多田にはなかなか手を出せずにいた波野。
それでも、いつか多田のことは優しく抱きたいと考えていました。
そんな波野の元に、とある依頼が来ます。
他の芸能事務所から、俳優としてオファーしたいと言われたのです。
自分に自信がないからと断ろうとする波野。
しかし、そんな話を聞いた多田は、「やれば?」と波野の背中を押すのです。
波野のことを「俺のとびっきり」なんていう多田。
そんなとびっきりの多田が、問題なんてないと自信たっぷりに告げて、波野が俳優となることを応援してきたのです。
多田に過剰に期待されていることをプレッシャーにしながらも、俳優の仕事を受けることにした波野ですが、撮影はうまくいかなくて…。
ランウェイの行方を知りたいかネタバレ
俳優として初心者の波野は、セリフにダメ出しをもらいます。
何度やってもダメだと言われる波野。
そんな台詞は、恋人へ「君と一緒にいられるなら、他に居場所なんていらない」なんて、告白でした。
どうしてとうまくいかない波野。
しかし、ふと、野次馬の中に多田がいるのを見つけた、波野は、そんな台詞を彼に告げるつもりで告げて…。
彼を思って言った台詞でOKをもらった波野。
そんな最初の仕事が公開されると、波野の人気が一気に上がります。
しかし、俳優として露出が増えた波野ですが、事務所からは恋人のことは隠すように言われてしまいます。
モデル時代の事務所ではそんなことはなくて、多田との関係を口にしていた波野。
ですが、今回の芸能事務所のマネージャーには、もっと人気になるためにも男の恋人なんて隠すようにと告げられました。
そんなことから落ち込む波野ですが、そんな話を聞いた多田は気にしていないようで。
波野に女性との絡みがある仕事が入っても嫉妬することなく、真っ直ぐに、「波野は俺のだろ」なんて告げてきたのです。
そんな中、波野に雑誌の特集の仕事が入ります。
理想の恋人について聞かれることとなったその仕事では、波野はマネージャーに台本を渡されます。
誰にでも好かれる好青年役を演じるように告げられた波野。
しかし、少し考えた後に、やっぱり多田のことを隠したくないと考えた波野は、マネージャーに内緒で、多田と付き合っていること、そして今後も彼と一緒にいたいことを、正直に記事にしてもらうことにして…。
あの雑誌の発売以来、世間も波野には好印象で。
テレビ用に取り繕っていない正直な俳優として、一気に人気が出た波野。
一方で多田は変わらない日々を過ごしていました。
読者モデルとして人気の傍ら、美容師として働く多田。
そんななか、周りからおめでとうと祝われます。
なんだかわからずにいた多田ですが、そこで今日は波野の誕生日だと知らされるのです。
恋人の自分だけ知らずに、まわりはみんな知っていたそれ。
多田は、それがムカつくと波野に当たって、そうして一個なんでも願いを叶えてやると声をかけます。
すると波野は、「多田が欲しい」なんて告げてきて…。
ランウェイの行方を知りたいか見どころ
こちらの作品はクセのある絵柄ですよね。
ほかにもいくつも人気作品を持っている作家さんの作品です。
なので、今回のお話もすごくストーリーも読んでいて楽しくなる展開で、そうして多田がキラキラしていてすごく目を引くキャラでした!
なにより、お話が始まっていきなり波野と多田が付き合っている展開なので、2人のラブラブっぷりをたっぷり楽しめる作品です!
特に雑誌のインタビューの回は、すごく波野の真面目っぷりが可愛く思える展開でした!
波野が結構、多田にぞっこんなカップルなのかなと思いきや、多田の方も「波野には俺しかいない」なんて自信があって。
なので、この2人、読んでいて別れそうって思うことがないんですよね!
終始、安心して見れるカップルでした!!
そんな中でも、今回の見どころは多田が波野の誕生日を知らなかったエピソードかなと思います。
今まで冷静で落ち着いた感じだった多田が、嫉妬したりと振り回されちゃう感じが最高でした。
そんな展開は是非、読んでみてくださいね!
ランウェイの行方を知りたいか感想
こちらの作品は、作品のレビューを読んでて気づいたのですが、実は続編らしく。
作者さんの別作品である『NEON』がこれの前のお話になっており、多田が主役のお話です。
こっちの多田は今よりキラキラはしてなくて、ちょっと自己肯定感も低めで。
見ていて応援したくなる感じでした。
そんな2人がバタバタしながらカップルになってからが、今回のお話に続くようです。
ただ、それほどどちらから読んでも気にならない感じだと思いますが、順番に読みたい方は『NEON』からの方が良いかなぁと思います。
そうして、今回えっちシーンは、多田の色気がやばすぎました!!
多田が疎すぎて、なかなか進まない関係も可愛いなあと見てられたのですが、やっぱり本当にえっちしちゃう展開は最高でしたね!
お風呂で触っちゃう展開はもうドキドキで、恥ずかしそうにする多田からは目が離せませんでした。
それから、挿入を怖がりながらもでも「辞めない」っていって、最後抱かれちゃう多田はもうやばすぎです!
作品の中には、同じ読者モデルの虎(とら)や丸(まる)なんかもいて、なかなかスポットライトは当たらなかったものの、気になるキャラたちでした!
特に虎は色黒?日焼けかな?ハーフ?と、とにかくイケメンだし、ビジュアル的にも気になるキャラでした。
作者さんの作品では色々繋がりもあるみたいで、『ハロー・グレイ・ナイトシェード』に登場しているキャラもいるようです。
そのほか調べてみると、まだまだ繋がりがあるようで、こんな風に、オムニバス形式で色々つながっているのはたくさん楽しめて良いですよね?
気になる方は、是非、あちこち周りながら読んでみてくださいね!
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