三十路と高校生、まさかの通い妻な関係!?
我慢なんておよしなさい くれの又秋 LINX COLLECTION BIRZ COMICS 冬幻舎コミックス
我慢なんておよしなさいあらすじ
仕事帰りの電車の中で四十住征二郎は高校生の桜木良が自分の胸で眠ってしまい動けずにいた。
何度揺すっても起きず、仕方なくおぶってみても起きない良をそのまま連れて帰った征二郎。
目覚めた良は置かれた状況に焦るも、疲れていたから起きなかったのだろうと言う。
征二郎はずっといい香りがしていた良のお弁当について言及し、手つかずのお弁当を食べる。
お弁当の美味しさに感動した征二郎はバイトとして自分の食事を作ってほしいと申し出るが、家庭教師のバイトもあり無理だと断れてしまう。
気が向いたら、ということで連絡先を渡し家まで送ろうとすると実は二人は同じマンションに住んでいることが判明。
それなら、ということで良は週に二回征二郎の食事に作ることになる。
良は高校生だが、しっかりしているところも征二郎が気に入っているところだった。
そんな良にどんどん惹かれて行く征二郎だが、流石に高校生に手を出すのはまずいだろうと思っていた。
だが、ある日うっかり頬にキスをしてしまうも良の反応はあまりない。
理由はスキンシップの家庭で育っているため、平気だと笑う。
だが、繰り返す内に良は家族以外だとやっぱり恥ずかしいからやめてほしいと言う。
その照れた表情を見つめ、このままだとまずいと感じる征二郎だったのだが―…。
胃袋を掴まれただけでなく、全てが可愛いから困る。
我慢なんておよしなさい感想
高校生をたぶらかす三十路、というとなんだかとても悪い人のようですがそんなことはないので安心して下さい。
ただ、良については知らない大人にそんなに簡単に懐いて大丈夫かなとは不安になりましたけれど。
同じマンションという安心材料を確保しているのでギリギリ大丈夫でしょうか。
高校生なのにしっかりしている、というところもポイントとなっているのもいいです。
恋愛に関してすれていないところも征二郎が好むところでしょうか。
良が可愛くて想いが溢れる征二郎と、大人の征二郎に釣り合うようになりたいと考える良。
歳の差あるあるですよね!
征二郎は良が大人になるまで待とうと思っていたのが良かったです。
でも、最初の出会いで、しかも寝ている高校生を家に連れて帰っていますので説得力に欠けそうですけど。
2人のやりとりが可愛いのでセーフ!と思うことにしています。
くれの先生は「手中に落としていいですか」が連載中でこちらは割と謎というか人物像が見えない内容で不穏な空気が流れている作品なんですよね。
この「我慢なんておよしなさい」にはそういう要素はまったくありません。
先生自ら平和な話を描きたかったとあるくらいなので、安心して読み進める事が出来ます。
ほぼこの2人しか出てこない作品なので、いちゃいちゃしている話を求めている方にお勧めです。
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