鈍色ムジカ(所カメコ先生)のネタバレと感想を書いてみました!
鈍色ムジカネタバレ
主人公の佐藤拓真(さとうたくま)は、介護士としてヘルパーの仕事をしている。
各家庭に周り、介助の手伝いをする拓真。
ある時、彼が担当することになったのは気難しいと他のヘルパーではうまくいかない、目の見せない男性の家だった。
彼の名は九条克幸(くじょうかつゆき)。
拓真の幼馴染であった。
当時、克幸をユキと呼び、ともに中学時代まで過ごすことが多かった拓真。
しかし、彼がチェリストの夢のためにイタリアに留学へと向かって、暫くしてから連絡が途切れている。
長年、探して家も会えなかった彼。
その彼が、予期せぬタイミングで目の前に現れたのだった。
しかし、怪我のことに関してはあまり話したくない様子の彼。
拓真もまた、話したくないのならと無理に聞かず、また自分の正体も明かすことはなかった。
それからの日々は穏やかに過ぎて、次第に距離を縮めた2人。
過去の話をすることもあったが、拓真は未だに自分の過去を明かさず、彼との時間を過ごしていた。
そんなある時、拓真は過去のユキに重ねて彼に抱きついてしまう。
昔はよくそうして過ごしていた。
それが懐かしくなって、彼に抱きついた拓真だっだが、それに対して、ユキは顔を近づけてキスをしてきて…。
鈍色ムジカを読んだ感想
現在、4巻まで発売されて完結しているお話です。
ですが、1巻でも綺麗にまとまっている状態ですので、こちらで楽しんでから続きを読んで見てみるのも良いかもしれません。
なにより作者さんが描くキャラが魅力的で、特にユキは綺麗ですよね。
そんなユキがどこか気難しかったり、かと思ったら照れたような表情をしたり。
特に包帯が取れたシーンでは、よりユキが魅力的になるので、是非読んでほしいです。
さて、拓真とユキの関係ですが、読んでいて本当にもどかしいです。
正体を明かさずにお話が進んでいきますので、その度にドキドキしてしまいます。
いつ明かすんだろう、バレたらどうなるんだろうとお話を読み進めていました。
正体を明かさないことで、自分がゲイであることや、中学時代に拓真を好きだったことを明かすユキ。
拓真も明かすタイミングを逃しながらも、彼と抱き合ったり、キスをしたりと距離を縮めていきます。
ユキが拓真の正体に気づいたシーンは本当に心が痛くて、それでも2人が自分たちの想いを明かしながら距離を再度縮めていく様子は、本当に印象的でした。
目の手術を終えたユキと拓真の再会シーンは最高です!その後、2人が体を合わせるシーンは是非、読んで楽しんでいただきたいです!
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