りあるな占い大災難(もろ文子先生)のネタバレ感想を書いてみました!

りあるな占い大災難ネタバレ

主人公の座間本気(ざまりある)は高校時代に占いでの相性が悪いと彼女に振られる。

そんな彼だが、数年後にはプロの占い師になっていた。

理由はただ悔し紛れで読み耽った占いの本からいつしか友人たちを占うようになり、それが当たると話題になったからだった。

そんな座間だが、うじうじしている人を見るとどうしてもイラついて、強い言葉で話してしまう。辛口だと売りにしているものの、怒って帰る客が殆どだった。

そんな座間の元に、占われたいと双見正二郎(ふたみしょうじろう)がやってくる。

憔悴した様子の彼、悩みは他の占いから勧められた水素水が原因だった。

人間関係で悩み続けていた彼、これを飲むと運気が上がると伝えられる。

しかし、次第に体調不良が続いていたことを相談に来たのだった。

明らかな異臭がする水、座間は病院と警察に行くように進める。

あれから1ヶ月。座間の前に、以前よりもずっと健康そうな双見が現れた。

例の水素水は毒入りであり、進めていた占い師は逮捕。双見は普通通りの生活に戻れたのだった。

そんな彼だが、今回の事件に関しても座間の占いによるものだと確信し、盲目的に座間に虜になっていた。

座間の言うことならなんでも聞きますなんて、手を握ってきて…。

りあるな占い大災難を読んだ感想

主人公の座間は思ったことをすぐ口に出してしまうタイプで、子犬系で依存しがちな双見とのやりとりは見ていて微笑ましいです。

そんな双見ですが、ふとした瞬間に大人の落ち着いた雰囲気を見せることもあり、そのギャップにどきどきします。

しかし、どこかいきすぎてストーカー気質になったり、占い依存気味になる彼に不安もありますが。

そんな穏やかに進んでいきそうな2人の関係ですが、座間の部屋に空き巣が入り、水道が出しっぱなしの悪戯や、わざとらしく大きく割られた窓など不穏な雰囲気があります。

それらを修理しても次は出ていけと自宅に張り紙。それも連日続きます。

そうしてとうとう、夜道で襲われる座間。

この人物に関しては是非本の方で読んでいただきたいと思いますが、駆け寄ってきた双見がイケメンでした。

カバンを振り回して攻撃するんですが、ここら辺が現実的で良いなぁと思います。

ここで双見がいきなり格闘技で鍛えた技とか出すよりも、なんかずっと身近に感じました。

そんな感じで、なかなか甘々な展開まで来なかった2人なんですが、最後にはちゃんと体を合わせるシーンがあります。

ずっと強気だった座間がぐずぐずになってしまう姿と、忠犬感がありながらも、時々すごく男らしい顔に変わる双見の姿は、是非見ていただきたいです!

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