えっちなお尻じゃダメですか?(鳩屋タマ先生)のあらすじネタバレ注意と感想を書いてみました。

えっちなお尻じゃダメですか?あらすじ

主人公の日崎藍之助(ひざきあいのすけ)は好奇心で始めたアナニーにハマってしまうが、実際、中でイけた経験はない。

そのため男を好きではないが、どうにかして経験がしてみたいと出会い系に登録することにした。

未だ、良い人が見つからないある日、藍之助は電車の中で男から痴漢にあう。

怖くて声を出せずにいた藍之助。

そんな彼を助けてくれたのは、同じ電車に乗っていた奥海(おくみ)だった。

電車の中で携帯を開いていたせいで、痴漢にも奥海にもゲイ向けの出会い系サイトを見ていたとバレていた藍之助。

痴漢されたわけも、わざと見せて誘っているのかと勘違いされたようだった。

奥海からは気をつけてと声をかけられる藍之助。

しかし、彼からもタイプだから気が向いたらと連絡先を渡された。

そのまま大学終わりにバイト先へ向かった藍之助。

そこで偶然、近くの会社に勤めていると話す奥海と遭遇する。

藍之助を気に入った様子であった彼、それからは何度も店を訪れるようになった。

そんなある日、奥海とサイトの話になった藍之助は、中でイってみたかったと切り出し、彼に誘われるままに、ホテルへと入る。

緊張して震える藍之助だが、奥海は楽しそうに触れてきて…。

えっちなお尻じゃダメですか?を読んだ感想

どの作品も受けの子を魅力的に描ける作者さんです。

登場人物同士が別作品でも繋がっていることがあり、色々と手に取っても楽しめるのでオススメの方です。

主人公の藍之助はどうしても後ろで経験したくて、たまたま声をかけられた奥海にふらふらとついていくことになります。

奥海自体が大人の雰囲気を持ちながらも、人懐っこく藍之助に声をかけていたので惹かれたのかもしれませんが、正直見ていて心配になるキャラです。

奥海が悪い大人なら、酷いことをされていてもおかしくないですからね。

そんな、少しふわふわ気味な藍之介を心配に思うのは友人の寺町(てらまち)も同じようで、すんなりと藍之助を食べてしまった奥海に対して良い印象をもっていません。

2人が顔を合わせるシーンは見ていてドキドキさせられました。

そんな寺町に対して嫉妬してしまう奥海の姿も見どころです。

さて、そんな奥海には過去に結婚歴があります。

それも病気で最後まで看取っている状態で、彼女に対する愛情も持ち合わせた状態です。

本編のラストシーンになりますが、藍之助への愛情とはまた別に持ち合わせたそれを、どう消化しているのかは是非、お話を読んで楽しんでいただければと思います。

最後まで、藍之助の可愛さが詰まった作品でした。

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