とりあえずお前、今日から俺の彼女な。

男らしさを学びたがる大志に、春臣は恋人として接する。

オオカミくんは俺しかいらないあらすじ(ネタバレ注意)

小田切大志(おだぎりたいし)は幼い頃から、周りに可愛がられて過ごしてきた。

その容姿だけでなく、部活でもエースを背負っていて。

しかし、身長が伸びない。

それを理由にして、女子から振られることもあり、えっちの経験どころかキスすらまだしたことがない。

そんな中、大志は塚本春臣(つかもとはるおみ)に声をかけ、どうやったら男らしさと高身長が手に入れられるのかを聞き出す。

怖い顔をして無愛想で一匹狼の春臣。

しかし、そんな大志を邪険にすることはなかった。

お前今日から俺の彼女な、唐突にそう告げられる大志。

彼女になれば自然に学べるだろ、と彼が告げたことから、すんなりと納得し彼女として過ごすことになる。

その日、デートすることにした彼ら。

春臣は自然なエスコートが多く、大志はすっかり彼女として楽しんでしまう。

そんな中、別れ際に春臣からのキス。

大志は拒みきれず、そして彼から恋愛的な意味でも好きだと告白された。

翌日、散々悩んだ大志。合わせる顔がなくて、戸惑っていたが、顔を合わせた春臣は大志を無視するようになっていて…。

オオカミくんは俺しかいらないを読んだ感想

すっかり純粋な大志が可愛くて、春臣によって振り回される大志がまたわたわたする姿も、見ていて微笑ましいです。

一方、春臣はしたたかで、ずっと気になっていた大志に近づけたことで、上手く言いくるめてキスをしたり、体に触れたり。

凄く怖い顔をしながら嫉妬する姿も可愛いですね。

なにより、序盤から春臣の男らしい告白シーンが見られます。

壁ドンならぬ、金網ドンですね。

身長差もあることから、上から覗き込まれるようにして告白してくるシーンは本当にドキドキしました。

好きだってセリフを照れた顔じゃなくて、凄く真面目で、まっすぐに伝えてくるシーンで何度読んでも最高です!

えっちシーンでは、苦しくて涙を流しながらも、必死に彼のものを受け入れようとする健気な大志の姿を、是非手に取って読んでいただきたいです。

そんな緊張込みのえっちシーンも、書き下ろし内ではすっかりなれた様子で。

少し余裕がある大志の顔がすごくえろいです。

こちらも是非。 本編とは離れますが、後書きを読んでいると作者さんが身長差があって、同じコマに入らないと悩んでいてなるほどなーと笑ってしまいました。

もう一度読み直して、作者さんの苦労を見てみるのもまた面白いです。

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