薺を追いかける怜一。
彼を抱き寄せて、「結婚してください」と告げる。
レイちゃんは小指をたてるあらすじ(ネタバレ注意)
イケメンで優しくで、女性からの人気も高い瀬鷹怜一(せだかれいいち)ですが、実はオネェで。
普段はそれを隠して生活しているものの、恋愛対象は男性。
なので、その日、仕事のつながりで仕方なく参加した合コンでは、にこにこした笑顔の裏で彼女たちには興味ないと溜息をつく。
そんな怜一、狙いを定めたのは参加男性の伊ノ竹で。
おどおどとしてこんな場が慣れていなさそうな彼。
怜一は自然な流れで会話をしながら、彼の連絡先を聞き出した。
その日はそれで別れた彼ら。
怜一は狛田薺(こまだなずな)が待つ自宅に帰る。
幼馴染の薺は、大学生の居候であり、怜一のオネェの姿を知る、数少ない人間で。そんな彼の前では、怜一もいつも通りの調子だった。
ある日のこと、仕事で失敗していた井ノ竹にフォローを出す怜一。
彼は「ほんとう…自分が嫌になりますよ」と落ち込んだ様子であった。
そんな彼を怜一は、気分転換がてらにと、その日の仕事終わりに連れ出す。
ついたのはオカマバー。
怜一はそこで彼に正体を明かす。
折角だから、こんな場所だしガス抜きでもと告げる怜一に誘われ、酒を煽る井ノ竹。
日々の不満も酒の勢いでぶちまけながらも、すっかり意識を失ってしまった。
それから、下半身に違和感で目覚めた井ノ竹。よく見れば怜一に咥えられていて…。
レイちゃんは小指をたてるを読んだ感想
内容は主に、あちこちに手を出すオネェの怜一のお話です。
えっちシーンが結構濃厚で、3人分ありますので、それぞれ3タイプ楽しめるかと思います。
会社の部下である井ノ竹に手を出して、童貞を卒業させてあげて。
そんな彼とのお話なのかと思いきや、次は、ふと知り合った女好きの由汰(ゆた)を開発して、抱いてしまい。
そんな二人を同時進行で、抱いたり、抱かれたりしている怜一。
最終的には薺への気持ちに気付いて…なんて、終始バタバタのお話でした。
個人的には、女好きのユタが流されるままに、怜一に抱かれる展開はドキドキで。
それもユタが抱かれる側で、ぐずぐずにされていて。
予想できないですよね?是非是非、読んでもらえたらと思います。
薺への気持ちに気付いた怜一が、二人との関係を切ってまで、選んだ薺との関係。
薺もまた、過去では苦労して来ていて、ずっと彼への想いを秘めていました。
そんな薺の葛藤から、怜一の告白までの流れはすごく楽しめる展開だと思うので、是非作品を読んでいただきたいと思います。
お話では一方的に怜一に切られる井ノ竹と由汰。
そんな2人が簡単に引き下がらないところも、また面白いなぁと思える内容でした!
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