保健医の朔巳に薬を盛られた直輝。
目を覚ますと隣のベッドで彼が抱かれていて…。
濡れねずみたちの恋あらすじ(ネタバレ注意)
男子校に通う吉井直輝(よしいなおき)は、養護教諭の浦河朔巳(うらかわさくみ)に熱をあげている。
綺麗で優しい彼。怪我をした時に、優しく対応してくれたのがきっかけで、以来、用を作っては彼の元へと通う日々だった。
そんなある日、お茶ぐらいご馳走すると彼に声をかけられた直輝。
「皆には内緒で」と声をかけられ、顔を赤くする。
そのまま保健室を出ようとした直輝だが、すれ違いで入って行った男がいた。
菅尾悠司(すがおゆうじ)。
試験ではいつも一位の彼。
体育の授業に参加せず、保健室へ向かったようなのだ。
その日の放課後、玄関でまた悠司と顔を合わせることになった直輝。
悠司はそんな直輝にありがとうと告げるも、どこか浮かない表情だった。
朔巳に誘われて以降、保健室に出入りすることが増えた直輝。あまりにもべったりなそんな彼を見て、友人達も心配そうな様子で。
一方でそんな彼らをクラスで見ていた悠司は、直輝を呼び出すことにする。
…お前、もう保健室には近づかない方が良い
悠司には理由があって…
濡れねずみたちの恋を読んだ感想
途中までは、保健医の朔巳の歪みっぷりにひたすらもやもやしてしまうお話でしたが、最期まで読み進めることでスッキリできます。
作品の説明欄に、『当て馬救済ラブエロ編も〜』なんて書かれていたのですが、1話を読んで納得です。
でも直輝が振り回されていただけで、当て馬って感じではないんですよね。朔巳に遊ばれた人って印象です。
今回のお話、結構えっちシーンが濃厚で。
けれど、1話の直輝が見せつけられてるシーンは、もうハラハラというか、心が痛いですよね。
辞めてあげてよーなんて、見ていました。
本編はそんな終わり方で。直輝に関しては、後日談で、転校生の鷹崎稜(たかさきりょう)に出会って、少しずつ朔巳につけられた傷を癒していく展開です。
作者さん自身が後書きで、お話自体は直輝が傷付けられるまでしか予定していなかったと話しており。
これ続きがあるって分かっているので楽しめましたが、そうじゃないとモヤモヤです。
無事、直輝が幸せになる展開でよかった!
こちらのえっちシーンは、ラブラブで安心して見れます。
また、朔巳と悠司に関しても、最終的には幸せになれそうな描写があります。
作品では描かれてないので、どこかで見れると良いなぁと思うのですが!
是非是非、こちらの作品は最後までじっくり読んで楽しんでください。
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