晄に悪いことを教える輝良。
気持ちの通じ合ってないえっちも悪いことだからと…
キラきらドロップライフあらすじ（ネタバレ感想）
吉良輝良（きらきら）はペンネームではなく本名。
そんな彼は親が金持ちのことから、それを使い幅広い友人関係があった。
そんな中で友人の1人のシューヤと歩いていたら輝良。彼は輝良に良い薬があるから乱交をしようと持ちかける。
もちろん費用は全部輝良持ちで。
しかし、根は真面目である輝良。彼の誘いを断ると、シューヤは呆れて帰っていく。
そして、それは突然だった。シューヤの頭の上に電柱。彼はそのまま、呆気なく死んでしまう。
彼の死体の横で泣き叫ぶ輝良。だが、そんなシューヤの上を飛ぶ、男性な顔立ちの男がいた。
男は倒れているシューヤの体から、何か光るものを取っていったのである。
そんな様子を見かけ、怖くなって逃げ出した輝良。自宅へ帰り、ドアの鍵を閉める。
しかし、すぐにインターフォンがなり、扉がノックされた。
輝良が返事しないでいると、先程の男がにゅっと扉から透けた体で出てくる。
大きな白い翼を持つ彼に、すっかり輝良は慌ててしまい、自分もシューヤのように命が取られるのではないかと叫びだす。
しかし、輝良の手を取り目を輝かせる彼。ゴミ人間である輝良を見込んで、お願いしたいことがあるようで…
キラきらドロップライフを読んだ感想
設定といい、いきなり輝良の友人であるシューヤが電柱が倒れて死んできちゃったりと、もしかしてギャグ要素が強いのかなぁと思って読んでいたら、内容もぎっしり詰め込まれ、ストーリーも読んでいて楽しめるものでした！
是非是非、楽しめる作品だと思いますので、最後まで読んでもらいたいと思います。
さて、徳を下げたいとやってきた天使の晄（あきら）。
天使なのに、仕事をしたくないから悪いことをしたいなんて設定が面白いですよね。
そんな彼に悪いことを教える輝良ですが、こっちも結局人が良くて。
2人で悪いことは何だとわちゃわちゃするシーンは見ていて可愛いなぁと思えます。
そんな中、気持ちが通じ合ってないえっちは悪いことだからと、輝良が言い出して。
思ったよりも輝良がそういうことに慣れているのは、多分シューヤに教え込まれたんだろうなぁと、思えます。
輝良の相手は晄だけじゃなく、友人のナミやレオが集めた知り合いだったり。
とにかく輝良は別に誰とでもやっても良いし、なんならこの場がうまくいくなら回されたって良いなんて考えで。
そんな輝良に、晄が嫉妬して…ととにかく、次の展開が予想できないほどあちこちで事件が起きたり、輝良が突拍子も無かったり。
そんなところも、ぜひ読んで楽しんでもらえればと思います。
そうして最後、2人が幸せになれた展開は、読んでいてほっこりできました。
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