図書館の大魔術師(泉光先生)のネタバレ感想を書いてみました!
図書館の大魔術師ネタバレ
「書を守ること、それは即ち、世界を守ること也」ある貧困な村に一人の少年がいた。
「耳長」と呼ばれる種族の血が混じった少年は、その村では人種差別を受けていた。
この時代では本が人気となっており、少年も同様に本が大好きであった。
そんな村人のために村の図書館は無料で使用できるようになっていた。
しかし、この図書館の館長であるオセ・メネスは図書館を使える人を制限していたため、貧民街出身で「耳長」の血を持つ少年は堂々と図書館を使うことができなかった。
そんな少年はバレないように侵入し、本を読み、見つかって追い出される日々を繰り返していた。
いつも他の子供達にもバカにされる少年は普段は我慢していたが、ある日姉がバカにされることがあった。
自分でなく、姉がバカにされたことで我慢できなくなり怒った少年であったが、大人数相手に負けてしまい大事にしていた教科書を破られそうになる。
そんな時、偶然通りかかったセドナ・ブルゥに助けてもらう。
セドナは「アフツァック」という本の大国の中でも世界中の本が集まるとされる「中央図書」の本を守る職員であった。
お互いに本が好きだったのですぐに仲良くなる二人。
そんなセドナに色々な本や魔術を教えてもらい、代わりに少年は村のことや自分だけが知る秘密について話した。
図書館の大魔術師感想
この作品「図書館の大魔術師」は本をテーマにした王道ファンタジー漫画です。
種族による差別や貧困に苦しみながら、勇気を出して本を守っていく物語です。
本と魔法をテーマにしていて、よくあるテーマの作品のように思えますがとても面白いです。
完成度が高く、作画や設定がしっかりしているので一巻から面白く読んでいくことができます。
優しい空気の流れた世界観となっており、さらに魔法という要素も加わっているので色々な展開が期待されます。
魔法と本というと「ガッシュベル」や「ブラッククローバー」などの有名作品を思い浮かべますが、これらの作品と同じくらい魅力的な作品となっています。
主人公の少年や少年を助けたセドリも本が大好きなことが伝わってきます。
もともと本を読むことが好きな私ですが、この作品を読んでもっとたくさんの本を読んでいきたいと思うようになりました。
現在4巻まで発売されていますが、ここからさらに広がった世界を舞台に展開されていくことが予想されるのでとても楽しみにしています。
皆さんも早い段階からこの作品を読むことをお勧めします。
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