骨が腐るまでのネタバレと感想を書いてみました。
骨が腐るまであらすじ
物語は、5人の同じ高校に通う高校生が中心に進んでいきます。
彼らは小学校からの幼馴染であり、信太朗、竜、椿、明、遥の5人です。
中学時代から周りからは何で一緒にいるのかわからないほど外見や内面がバラバラの5人であったが、ずっと仲良しであった。
現在より5人は5年前から毎年ある儀式を夏祭りの時に行っている。
住んでいる場所の近くの山奥に入り地面を掘り起こしあるものを確認するのである。
それは、5年前に5人で殺した死体である。
毎年死体を確認することで誰にも漏らさず、秘密にすることを誓い合うのである。
儀式を終え、夏祭りに戻ると中学時代同級生であった山本と出会う。
彼は山に向かう5人を見ていてそれについて尋ねてくる。
しかし、信太朗が嘘を言い、うまくごまかす。
その結果、5人は安心したが信太朗だけは不安を残し、解散後儀式の場所に戻った。
山本が場所を知っているかを確認し、いたときは殺して5人の秘密を守るためである。
その後、その山でゴルフ場の建設を耳にし、死体が発見されないよう再び死体の発掘をする5人。
しかし、そこから死体は消えていた。
死体の代わりに穴の中には携帯が埋まっていた。
電話が鳴り、出ると電話の主が5人を殺人者と知っていた。
彼は誰で、目的は何なのか。
骨が腐るまで感想
この漫画はかなり面白いと思います。
私が良く読むただグロイ系の漫画とは違い、話がしっかりしたサスペンス漫画となっています。
ただ、やはり死体の解体などのグロテスクなシーンもあるので、苦手な人は気を付けてください。
物語の初めはほのぼのした空気なのに、急に5人の秘密である死体があることを知った途端、最初のシーンもほのぼのというよりシリアスなシーンに見えてきます。
ストーリーも退屈しないくらいのペースで進んでいくので、謎が解ける場面はすっきりします。
しかし、全体としてもやもやする物語と感じました。
このもやもやは理解できないという意味でなく、登場人物に同情してしまうという意味です。
高校生が死体をバラバラにさせられたり、人を殺したりするので自分と比べて相当シビアな環境で育ったのだと感じながら読んでいました。
それぞれのキャラクターにも個性があり、少しずつ違った目的や思考をしている点も面白いと感じました。
この作品の魅力としては、まとめると作りこまれたサスペンス的な面白さ、話の展開の早さ、それぞれの個性的なキャラクターの魅力、絵が圧倒的にうまいことが挙げられます。
よくあるグロイ系の漫画に飽きた方はまた違った面白さのあるこの作品を読んでみてください!
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