ブス界へようこそのネタバレと感想を書いてみました！
ブス界へようこそネタバレ
物語は、現代社会と異なる不思議な世界「ブス界」が舞台として展開される。
まずは、ブス界の背景について説明される。
ブス界に存在する供給の門であるゲートのようなものから美人が送られてくる。
ブス界の人々は美人を食べることによって強くなり、さらに美人になっていくのである。
そして、最終的には美人となった姿で現実社会で生まれ変わるのである。
そんなブス界に迷い込んだ主人公は、ブス界の門の前で門番から説明を受ける。
ブスであった主人公は美人になり、生まれ変わるためにブス界に入っていく。
そこで、ブス界での生存の厳しさに驚愕することになる。
ブス界の人々が美人を全力で取り合うのだ。
ブス界にはレベルというものが存在し、レベル１は皆同じ顔をしている。
ブス界に入った主人公は、他のレベル１の人々と共にいたが、レベル２が現れ、レベル１を回収していったのであった。
そんな危機的状況の中、さらにレベル４の砂子が現れ、一瞬にしてレベル１を資源として回収してしまう。
乗り物に隠れる主人公のみが無事であり、レベル２も砂子に怯え逃げていくことで一旦危機から脱出した主人公。
一瞬にしてやられるような世界で主人公は、数々の危機を脱しながら、成長していく。
ブス界へようこそ感想
この作品は、一般にまとめると異世界でのバトルものの作品になります。
しかし、登場人物がブスに焦点をあてるというとても斬新で挑戦的なテーマとなっています。
ブスという単語で、現代社会の差別に繋がると感じると思いますが、この作品からはブスを差別するというよりは、現代社会に生きる人々に顔だけで全てを諦めるべきでないというメッセージ性を感じました。
この作品の魅力に関しては、２つあると思います。
一つ目は、主人公を成長する姿が伝わってくる点です。
これは、単純な強さだけでなく、心の面の成長が見える点が大きな特徴と考えます。
人の外見に焦点を当てていることによって、その人が抱える外見への不安や自信のなさを徐々に乗り越えていく姿に感動しました。
自分も強い人間になりたいと思うきっかけともなりました。
二つ目は、読むだけで圧倒される世界観です。
オリジナリティがある世界観と舞台なので、ここでしか感じれない雰囲気に魅力を感じました。
ブス界特有のルールが細かく設定されているので深みを持った内容となっています。
題名や絵で少し避けてしまう人も多くいると思いますが、ぜひ読んでみてほしい作品です。
自分の今後の生き方が少し変わるかもしれません。
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