その着せ替え人形は恋をするのネタバレと感想です。
それでは、ネタバレからどうぞ！
その着せ替え人形は恋をするネタバレ
高校生の主人公である五条新菜（ゴジョウ ワカナ）は祖父の影響によって、小さいときから雛人形が大好きであった。
しかし、このことにより友達から避けられ、友達を作ることが出来なくなってしまう。
高校生となった今でも友達がいないワカナ。
そんなワカナはいつも学校の人気者である喜多川海夢（キタガワ マリン）を見つめていた。
ワカナにとっては誰にでも明るいマリンのような存在は自分とは違った世界の住人と認識しながら憧れていた。
ある日、掃除当番として放課後に教室を掃除していると、マリンが現れ一緒に掃除をしていた。
動揺するワカナにマリンは自分の気持ちをしっかり相手に伝えるべきと諭した。
ほとんど押し付けられて掃除をさせられていたのである。
それ以来、何をするときも集中できないワカナ。
不運なことに雛人形を作る際に必要なミシンが壊れてしまう。
しょうがなく学校のミシンを使うことにし、学校で雛人形を作っていると、偶然マリンにその姿が見られてしまう。
またバカにされると不安になるワカナでしたが、マリンは予想と反し雛人形作りを誉めます。
そんなワカナにマリンの趣味であるコスプレの衣装を作れないかとお願いするマリン。
そこから、二人の関係は予想だにしない方向へと進んでいく。
その着せ替え人形は恋をする感想
この作品は、ラブコメとしても面白く、さらに本格的なコスプレも楽しめます。
１話からとても面白く、最初から最後まで楽しみながら読んでいける作品だと思います。
普通は同じクラスでもあまり関わることのないギャルとぼっちが一つのことで心を通わすとても尊い物語です。
そんな二人を見てるとだんだんほのぼのしてきます。
この作品が面白い理由は三つあります。
一つ目が、ラブコメの王道漫画となっていることです。
ぎすぎすしたシーンがあまりなく、二人が自然と心を引き寄せあう心温かさを感じます。
二つ目は、ヒロインのマリンがかわいすぎることです。
まず、見た目がとてもかわいいです。
コスプレした姿はさらにかわいくなっていくので楽しみの一つです。
恋愛に関しても、ギャルとは思えないほど初々しくワカナと話すときは時々顔を赤くします。
しかし、それだけでなく自分の考えをしっかり持っていて芯が通っている点も魅力的です。
嫌な瞬間がなく、誰からも好かれるキャラクターとなっています。
三つめは、コスプレの描写が本格的なところです。
マリンがコスプレの衣装を着るだけでなく、その裏でワカナがとても細かいところまで作りこんで製作していきます。
コスプレする大変さを知る良い作品にもなっています。
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